オーストラリアでは慣れないコンディションでのレースとなったソムキャット・チャントラ、ディマス・エッキー・プラタマは、マレーシアGP初日、しっかりと走りこむことができました。
ソムキャット・チャントラ(17番手)
「路面状況だけでなく、フロントのフィーリングがしっくりとせず、今日は私にとって難しい1日でした。毎ラップ、プッシュして走りましたが、フロントのフィーリングに悩みました。走りに自信を取り戻すため、この問題を解決する必要があります。(予選)Q2に直接進むには、あと0.2秒必要です。これをクリアするのが、明日の私の目標です」
ディマス・エッキー・プラタマ(28番手)
「午前のFP1は、サーキットとタイヤの理解を深めるために時間を使いました。午後のFP2では日曜日のレースを見据え作業を進めました。2回目にコースに出たときは、タイヤの交換をしなかったので、何度もリアタイヤがスピンしました。でもこのような路面状態に私のライディングスタイルを合わせるためには必要なことでした。レースではこの走行がきっと役に立つと思います」
青山博一 | チーム監督
「午前のFP1では、まだ路面の一部で濡れた箇所がありましたが、チャントラ、ディマスの両選手はサーキットとタイヤの理解を深めるためスリックタイヤで走行しました。午後の走行では、路面も乾き、ラップタイムを更新し、ポジションも上げることができました。前戦オーストラリアでのレースと比べても、ここではいいパフォーマンスを示せています。これはとても重要なことです。チャントラ選手はバイク、サーキット、そして自分自身にいいフィーリングを持っていますので、明日もこの調子を維持して走ってほしいです。ディマス選手も彼が本来持つスピードが戻ってきています。両選手は今日、しっかりとは走り込めましたが、明日は天候がポイントになってくると思います」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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17 | 35 | ソムキャット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 2'07.153 |
28 | 20 | ディマス・エッキー・プラタマ | IDEMITSU Honda Team Asia | 2'09.107 |