チャントラ選手は、初めて走るシルバーストーンで、トップとのタイム差が1秒以内という素晴らしい走りを見せ、15番手。名越選手は、午前の走行で少し苦しみましたが、午後には自信を取り戻す走りを見せました。
ソムキャット・チャントラ(15番手)
「今日は楽しんで走ることができました。シルバーストーンは私にとって初めてのサーキットですが、今朝からとてもいいフィーリングで走り始めることができました。でも、旋回時にうまく走れず、FP2に向けて私のチームはバイクをセットアップしてくれ、自信を与えてくれました。今日の15番手という結果はハッピーです。明日は、今日のベストラップ中にミスを犯した部分を改善すれば、もっといい結果を残せると思います」
名越哲平(31番手)
「ステップバイステップです。シルバーストーンは、本当に難しいサーキットです。初めてのサーキットですので、走りに自信を得て、サーキットを理解する必要があります。午後の走行では、ラップを重ねるごとにバイクの感触をつかむことができました。ほかのライダーの走りから、どうやって走っているのかを学びました。明日のFP3の走行では次のステップに進み、バイクの感触をさらにつかめるようにがんばって走ります」
青山博一|チーム監督
「チャントラ選手、名越選手にとって、ここシルバーストーンは初めてのサーキットです。シルバーストーンはとても攻略が難しく、簡単にタイムを出すことはできません。チャントラ選手はここでも印象深い走りを見せ、FP1で早くもこのサーキットを速く走る方法を見つけました。彼はバイクのフィーリングを感じ取り、彼のチームもFP2でさらにバイクを仕上げました。FP2での彼のラップタイムはトップに0.8秒差まで迫り、とても心が躍りました。名越選手は、新しいサーキット、バイクについてまだ学んでいる状況で、自身の走りに自信を持つには至っていません。彼はまだMoto2バイクの特性の違いを感じ取る必要がありますが、チームは可能な限りのサポートを彼に対して行っていきます。今晩、我々のチームは2人のライダーが明日のFP3で進歩を見せてくれるよう、改めてデータを解析し、バイクをベストな状態に仕上げます。できれば、オーストリアでの週末のように、チャントラ選手には直接Q2に進んでほしいです」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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15 | 35 | ソムキャット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 2'05.842 |
31 | 19 | 名越哲平 | IDEMITSU Honda Team Asia | 2'09.460 |