手術明けのチャントラ選手でしたが、ポイント獲得まであと一歩という走りをみせました。ディマス選手は今シーズンベストのリザルトでした。
ソムキャット・チャントラ(17位)
「数週前に手術をして回復途上にある今としては、17位でゴールできたことは期待以上の結果で、とてもハッピーです。ポイントを獲得できなかったことには、がっかりしています。レース中のリズムはとてもよく、私のベストタイムは、予選のタイムよりよかったです。手術の後、抱えていた私の腕の問題は解消しました。これからはレースでもっとプッシュできます。残念ながらスタートを上手く決めることができず、また前を走るライダーが転倒したりして、タイムをロスしてしまいました。次戦アッセンに向けて、前向きな気持ちでいっぱいです」
ディマス・エッキー・プラタマ(21位)
「ムジェロでのレースと比べて調子がよかったです。私はこのレースでは20位までに入ることを目標としていたので、少し期待しました。スタートで順位を上げようと試みましたが、接触があって叶いませんでした。今回の路面の難しい状況から、たくさんのことを学びました。路面の温度が高くなり、リアタイヤがスピンし、そのコントロールをレースの間、試みました。また、レースを通して、コンスタントに走ることにも試みました。次のアッセンは、私にとって初めてのサーキットです。たくさんの高速コーナーがありますが、とても前向きな気持ちでいます」
青山博一|チーム監督
「今日の2人のライダーの結果には満足しています。ディマス選手ですが、ムジェロと比べて進歩しました。コンスタントに走れて、ディクソン選手、ロバート選手と20位のポジションを争うことができました。彼は以前より速くなりました。次のレースに向けて、速さを磨くため、今の方向で改善を続けてほしいです。チャントラ選手ですが、手術後の体調を考えると簡単なレースではありませんでした。しかし、このレースで、彼はポイントを獲得できるライダー達と同じようなペースで走れることを見せてくれました。これは体調が回復する次のアッセンでのレースに向けて、とても前向きなポイントです。腕上がりが改善したこともうれしいニュースです」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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17 | 35 | ソムキャット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 38'57.908 |
21 | 20 | ディマス・エッキー・プラタマ | IDEMITSU Honda Team Asia | 39'10.139 |