オランダGP初日、ソムキャット・チャントラはすばらしいスタートを切りました。ディマス・エッキー・プラタマは転倒による脳震とうのため、アッセン市内の病院で精密検査を受けました。CTスキャンで異常は認められませんでしたが、念のため、今晩は病院で過ごすこととなりました。
ソムキャット・チャントラ(11番手)
「今日の結果にとても満足しています。FP1ではマシンのセットアップに努め、一方で、ほかの速いライダーの後ろを走り、ブレーキングポイントやスロットルを開けるポイント、正確なギアポジションなどを学び、アッセンの高速コーナーの攻略の糸口を見つけられました。この週末もたくさん学び、ラップごとに改善を続けられるように頑張ります」
ディマス・エッキー・プラタマ
「今日の状況はとても残念です。FP1の2周目にマンシィ選手が接触し、転倒しました。救助に当たってくれたマーシャルの皆さん、メディカルセンターの医師の方、そしてアッセンの病院のメディカルサービスに感謝します。とてもプロフェッショナルな対応をしてくれました。レースを欠場しなくてはならないかどうかは、現状分かりませんが、明日の状態次第になると思います」
青山博一|チーム監督
「残念ながら、ディマス選手はほかのライダーが原因で、FP1で大きな転倒をしてしまいました。現状、明日また走行できるかどうかは医師の最終決定を待っている状況です。チャントラ選手はアッセンを走るのは初めてでしたが、FP1でとてもいいスタートを切り、FP2でも改善をみせてくれました。うまく走れるセットアップを見つけることができました。まだコースではいくつかの箇所でロスがありますが、世界有数の難コースのアッセンでは、当然のことです。改善できる範囲はまだ広く、Q2に進むことができれば、すばらしいことです」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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11 | 35 | ソムキャット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'37.889 |
- | 20 | ディマス・エッキー・プラタマ | IDEMITSU Honda Team Asia | - |