鳥羽選手は、最終ラップでトップを走行中、10コーナーで転倒しリタイア。小椋選手は6位でレースを終えました。
小椋藍(6位)
「手術後の体調は、とても上々でした。予選2番手、決勝6位という結果は、私が期待した以上のものでした。最初のラップで大きく順位を落としてしまいました。今回、Moto3のレースで上位を走るためには、予選の順位がとても重要であることを学びました。体調が十分に回復するであろう次のレースが待ち遠しいです。改善し続けられるようにがんばります」
鳥羽海渡(リタイア)
「今日の結果にはがっかりしています。優勝する大きなチャンスを逃しましたし、チャンピオンシップのポイントも取ることができませんでした。8列目からのスタートでしたので、上位集団に追いつくのは簡単ではないと分かっていました。でも、可能な限りプッシュしました。先頭に立ったとき、後ろを引き離そうとしたのですができませんでした。勝利が見えたとき、神経質になってしまい、ミスを犯してしまいました。このような状況になったとき、自分の気持ちをコントロールしなくていけないことを学びましたし、同時に、自分は毎レース、先頭を走れることを見せられました」
青山博一|チーム監督
「今日はいいこと、悪いことが入り交じったレースでした。小椋選手は予選2番手からのスタートでしたが、ケガから復帰したばかりで22周のレースは、彼にとってたいへんだったと思います。彼には表彰台争いをするようなレースは期待していませんでしたが、ゴールの瞬間まで上位集団で走ることができました。今日の6位という結果はとてもよかったです。鳥羽選手は8列目からのスタートでしたので、上位集団を捕まえるにはいいスタートを決める必要がありました。レースではファステストラップも記録でき、2周の間、先頭を走ることができたので優勝を期待しました。しかし、残念ながら最終ラップの10コーナーでミスを犯してしまい転倒を喫しました。彼は速さを我々に見せました。もちろんこの結果は、我々にとってハッピーなものではありませんが、今回の失敗から学び、チャンピオンシップを強い気持ちで戦ってほしいです」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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6 | 79 | 小椋藍 | Honda Team Asia | 38'37.164 |
RT | 27 | 鳥羽海渡 | Honda Team Asia | 36'45.613 |