エンジン

スポーティーな走りを楽しめる
1,082cm3水冷直列2気筒エンジン

エンジンは1,082cm3水冷直列2気筒。吸気系、排気系を最適に調律することによって、迫力がありながらも、ジェントルなサウンドを演出。また圧縮比とバルブタイミング変更による低・中速域のトルクの向上、スロットルバイワイヤーの開度設定見直しによるドライバビリティーの追求により、より扱い易さと力強くスポーティーな走りを楽しめるパワーユニットとしている。

6軸IMU

トータルバランスを
高次元に引き上げる、6軸IMU

緻密な車体コントロールを実現する6軸IMU(Inertial Measurement Unit)。ピッチ、ロール、ヨーの角速度と前後、左右、上下の加速度を検出する6軸センサーにより、リアルタイムに正確な車体状態を測定し、制御を緻密化。このIMU から得られた情報により、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)/ HSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール)/ 電子制御サスペンション/ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を的確にコントロールし、走りのトータルバランスを追求している。

DCT

ライディングの楽しさを追求したDCT

2組のクラッチの切り替えにより、駆動力に途切れのない、スムーズで素早い変速を可能としたDCTは、シフト操作にとらわれない快適性とダイレクトでスポーティーな走りの楽しさを追求している。走行モードには、「ATモード」と「MTモード」を設定。ATモードには、一般走行に適した「Dモード」とスポーティーな走行に適した3つのレベルが選べる「Sモード」を設定。さらにセッティングの変更により、より滑らかな発進と容易なUターン等の取り回し性を追求している。

ライディングモード

さまざまなシチュエーションに対応する5つのライディングモード

日常のライディングから週末のロングツーリングで出会うさまざまなシチュエーションをより快適で安心に楽しめる「ライディングモード」。「TOUR」、「URBAN」、「RAIN」の3つのモードに加え、好みの設定が可能な「USER 1」「USER 2」モードを設定している。

トルクコントロールシステム

安心感ある走りをもたらすHSTC

後輪スリップを緩和する後輪スリップ制御と前輪の浮き上がりを緩和するウイリー挙動緩和制御の同調制御をするHSTCはIMUにより、介入精度を追求し安定性を向上。また、3段階のレベル切り替えとOFF(機能停止)を選択可能としている。

※HSTCはスリップやウイリー挙動をなくすためのシステムではありません。あくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがって、HSTCを装備していない車両と同様に、無理な運転までは対応できません。運転するときは急なアクセル操作を避け、安全運転をお願いします。

  • ※写真は海外仕様車で、アクセサリー装着車。また、海外で撮影したものです。 ※一部の装着アクセサリーは日本未発売となります。