小玉が4年連続となる総合2位、山中が2年連続総合3位を獲得
全日本トライアル選手権レディースクラスは全7戦が予定されていたが、第6戦中部大会は開催を中止とし、全6戦でチャンピオンが争われ、小玉絵里加(HRCクラブぱわあくらふと)、山中玲美(HRCクラブ MITANI)がシリーズを戦った。
第1戦近畿大会。チャンピオン西村亜弥(ベータ)に対して総減点で10ポイント差をつけられたものの、3位小谷芙佐子(ヤマハ)に対してはダブルスコアの差となる小玉が13点で2位表彰台を獲得し、開幕戦を終えた。
第2戦九州大会は、Honda勢の小玉と、山中が2位、3位にそれぞれ入り、表彰台の両脇を占めた。ツインリンクもてぎで開催された、第3戦関東大会でも小玉が2位表彰台を獲得。第4戦北海道大会は、わずか2ポイント差で小玉が3位、山中が4位に続いた。
第5戦中国大会は第2戦同様の順位で、小玉、山中が表彰台に登壇した。第6戦は台風接近にともない、開催が中止された。
第7戦東北大会はスペインから世界選手権女子GPクラスランキング6位のマリア・ジロー(RFME-SPEA)が来日し、参戦。1ラップ目に細かいミスを出してしまい、西村との差を詰めきれず、2位表彰台に登壇となった。3位には小玉、4位には山中が入った。
ポイントランキングでは、小玉が4年連続の総合2位、山中が2年連続総合3位となった。