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安定した強さの徳留真紀が年間チャンピオンに輝く
長島哲太がランキング2位で、山田誓己は3位に入る

終始安定した走りを維持し、年間ランキング1位を獲得した徳留真紀 J-GP3初参戦ながら3勝を挙げた長島哲太は、あと一歩のところに迫りながらもチャンピオンを逃した
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J-GP3は、前年で廃止されたGP-MONOからの参加組も加わり、前年のJ-GP3ランキング2位の徳留真紀(MuSASHi RTハルクプロ)、前年のGP-MONOチャンピオンの長島哲太(Projectμ7C HARC)のほか、山田誓己(Team PLUS ONE & ENDURANCE)、山本剛大(Team NOBBY)、仲城英幸(Projectμ7C HARC)らが、ランキング上位を争ってシーズンを盛り上げました。

開幕戦のもてぎでは、3番手からスタートした山本が最終ラップでトップに立ち、前年の最終戦から数えて2連勝。2位に徳留、3位に全日本初参戦の13歳、國峰啄磨(JARIRacing+ENDURANCE)が入りました。

続く筑波では、長島が独走してポール・トゥ・ウイン。2位に山田、3位に菊池寛幸(KoharaRacing)が入り、開幕戦とは異なる3人のHondaライダーが表彰台に登壇しました。

およそ3カ月のインターバルをとって迎えた「もてぎ2&4レース」は、ここまでのレースを象徴するかのように、ポジションが目まぐるしく入れ替わりながら周回を重ね、最後は仲城が抜け出して優勝。徳留が2位、國峰が3位で、それぞれ今季2度目の表彰台を獲得しました。第6戦スポーツランドSUGOでは、長島が2位以下に10秒以上のアドバンテージを築いての独走優勝で、今季2勝目を挙げました。

シーズン4戦を終え、この時点でのランキングトップは仲城で、3点差で徳留が追いかけます。2011年は、シーズン4戦を終えた時点でトップから25点差以内に上位4選手が位置していましたが、今季は同じ時点で、トップの仲城から25点差以内に上位7選手がつけています。

次のオートポリス大会では、徳留が最終ラップのコントロールライン手前で長島をかわして今季初優勝。徳留はシーズンランキングでも仲城を抜いてトップに出ます。

第8戦岡山国際では、長島が前戦のうっぷんを晴らす独走で3勝目。中学生ライダー國峰が2位で続き、3位には山田が入りました。ポイントランキングでは、徳留がトップで114点、2位の長島が97点で続きます。

最終戦の鈴鹿は決勝が豪雨のため中止となり、予選結果に応じてポイントが付与されましたが、総合ランキングでは順位は変わらず、徳留の年間チャンピオンが決定しました。2位は長島、3位山田、4位山本、5位仲城となり、例年にも増してし烈な上位争いが繰り広げられたシーズンとなりました。

2012 ポイントスタンディング

ライダー

順位 ライダー マシン 総合 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 徳留真紀 Honda 123 22   16   22 15 25 14 9
2 長島哲太 Honda 109.5     25     25 22 25 12.5
3 山田誓己 Honda 109     22   18 22 13 20 14
4 仲城英幸 Honda 105.5 15   18   25 20 16   11.5
5 山本剛大 Honda 104.5 25   15   16   20 18 10.5
6 國峰啄磨 Honda 100 20       20 18 12 22 8

特集

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チーム&選手紹介

チーム名 クラス マシン ライダー 2012年の戦績
MuSASHi RTハルクプロ J-GP3 NSF250R 徳留 真紀 全日本J-GP3 チャンピオン
Projectμ7C HARC J-GP3 NSF250R 長島 哲太 全日本J-GP3 2位
Team PLUSONE & ENDURANCE J-GP3 NSF250R 山田 誓己 全日本J-GP3 3位
Projectμ7C HARC J-GP3 NSF250R 仲城 英幸 全日本J-GP3 4位
Team NOBBY J-GP3 NSF250R 山本 剛大 全日本J-GP3 5位
JARIRacing+ENDURANCE J-GP3 NSF250R 國峰 啄磨 全日本J-GP3 6位
Team NOBBY J-GP3 NSF250R 森 俊也 全日本J-GP3 7位
KoharaRacing
J-GP3 NSF250R 菊池 寛幸 全日本J-GP3 9位

●J-GP3は、4ストローク単気筒175cc〜250ccのエンジンを搭載したマシン