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浦本修充、関口太郎が貴重な勝利を挙げる
岩田悟、野田弘樹もシーズン通して健闘する

今季、3位表彰台と上位入賞を重ね年間ランキングを6位とした野田弘樹 浦本修充は全日本ロードレース選手権に参加して初めての優勝を果たした
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J-GP2クラスは、10代の浦本修充(MuSASHi RTハルクプロ)と、30代の関口太郎(CLUB PLUS ONE)の両選手が、Hondaのホームコースのもてぎで勝利を挙げて底力を発揮しました。また、岩田悟(CLUB PLUS ONE)や野田弘樹(テルル&イー・モバイル★Kohara RT)は、コンスタントにポイントを重ねるなど、このクラスでもHonda勢の健闘が光りました。

ツインリンクもてぎでの開幕戦は、予選で関口がポールポジションを獲得し、浦本が2番手のタイムをマークし、Hondaの両選手が開幕早々に好ダッシュをみせます。迎えた決勝でも両選手が上位争いを展開し、最終ラップに勝負をかけた当時17歳の浦本が全日本初優勝。関口が3位に入り、Honda勢2人が表彰台に立つとともに、岩田が4位、野田が5位で、5位までのうち、4人をHondaライダーが占めるという幸先の良い形でスタートをきりました。

J-GP2クラスにとって3戦目となった第5戦もてぎ2&4レースは、フォーミュラ・ニッポンと同日開催で行われました。8月の暑さに加え、四輪走行後の路面は、二輪にとって滑りやすいため、攻略が難しい大会として知られています。路面温度が50℃を超える中、予選でポールポジションを獲得したのは関口。決勝はさらに路面温度が上昇したものの、関口はホールショットから2番手以下を引き離す独走態勢を築き、ポール・トゥ・ウイン。全日本で11年ぶりとなる優勝を決めました。また、野田が3位、岩田が6位に入り、野田と岩田の2選手は着実にポイントを積み上げていきます。

シーズン後半を迎えた第6戦SUGO大会では浦本が2位、続く第7戦オートポリス大会では岩田が2位に入って今季初表彰台を獲得。第8戦岡山大会では浦本が3位入賞し、2戦ぶりの表彰台を獲得するなど、レースごとにHondaライダーたちは輝きをみせます。

最終戦の鈴鹿でも岩田が3位に入り、今季2度目の表彰台登壇を果たし、総合トップとわずか17点差の年間ランキング5位に入りました。野田は全7レースを完走してランキング6位と奮闘しました。

2012 ポイントスタンディング

ライダー

順位 ライダー マシン 総合 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 渡辺一樹 カワサキ 129 22   25     18 18 25 21
2 生形秀之 スズキ 127 14   14   18 20 25 11 25
3 野左根航汰 ヤマハ 117     20   22 25   22 28
4 高橋英倫 カワサキ 114 15   13   16 15 20 16 19
5 岩田悟 Honda 112 18   16   15   22 18 23
6 野田弘樹 TSR 109 16   12   20 13 16 14 18

特集

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チーム&選手紹介

チーム名 クラス マシン ライダー 2012年の戦績
CLUB PLUS ONE J-GP2 HP6 岩田 悟 全日本J-GP2 5位
テルル&イー・モバイル★Kohara RT J-GP2 TSR6 野田 弘樹 全日本J-GP2 6位
CLUB PLUS ONE J-GP2 TSR2 関口 太郎 全日本J-GP2 8位
MuSASHi RTハルクプロ J-GP2 CBR600 HP6 浦本 修充 全日本J-GP2 10位

● J-GP2の参加車両は、MFJが公認したST600クラス車両のエンジン(4ストローク:401cc〜600cc)を使用。フレームは、一般市販車の流用、または改造、ST600クラスで公認されている車両をベースとしたフレーム(最低車両重量148kg)、または新作フレーム(最低車両重量148kg)で参戦可能です
●J-GP2参加車両のTSR6およびHP6は、CBR600RRエンジンを搭載