コメント

竹内優菜(LADIES 6位 チャンピオン)
「かなり難しい路面コンディションではありましたが、3年前に初めて全日本チャンピオンを決めたときのレースと比べたら、決勝はそれほど緊張せずに走れました。とはいえ前日の予選は、そもそもマディが苦手ということもあるし、雨がそれほど降っていなかったことから土が重くて走りづらかったので、すごくガチガチになって走っていました。もちろん、優勝してチャンピオンを決められたら理想的でしたが、苦しいシーズンを乗りきり、この最終戦をしっかり走って、最大の目標であるシリーズタイトルを手にすることができて、いまはホッとしています。皆さんから祝福の言葉もいただき、とても感謝しています」

畑尾樹璃(LADIES 優勝)
「シーズンを振り返ってみると、このスポーツランドSUGOでしか優勝できませんでした。とはいえ、全日本で年間3勝を挙げるのは初めてなので、うれしい気持ちも大きいです。このコースで事前練習をしたときに、今回よりもひどいマディコンディションで走ったこともあります。マディに対する苦手意識が克服できていたので、落ち着いてスタートを決めれば勝てると思っていました。Hondaの4ストロークマシンで初めて戦った今シーズンの成績は、いいときと悪いレースでかなり差があり、安定感という部分では課題が残りました。とはいえ、1シーズンで複数回勝つのは初めてで、最後はマディでも優勝できたので、来年に向けていいイメージで終われたと思います」

小野彩葉(LADIES 7位)
「今季第6戦では8位という結果があったのですが、それを更新して全日本の自己ベストリザルトを最終戦で残せました。決勝では、あまりスタートがうまく決まらなかったのですが、レース序盤は転ばずにリズムよく走れたので、追い上げることができました。でも、一時は6番手を走れていたのに、終盤に2度も転倒して入賞できなかったので、ベストリザルトのうれしさよりも、悔しさの方がちょっと上回っています。今シーズンは、昨年と比べれば順位がだいぶよくなり、ポイントもしっかり取れたので、それなりに満足しています。シーズンオフにしっかり準備して、来年はさらに上を目指します」