コメント

竹内優菜(LADIES 優勝)
「ラスト3周のところで、クラッチレバーを握り忘れてエンジンをストールさせてしまいましたが、そのミスを除けばすごくいい内容で優勝できたと思っています。ランキング2位の久保(まな)選手(スズキ)が今回は8位で、私のリードが19ポイントに拡大しました。でも、今大会も次の最終戦も、優勝することしか考えていないので、あまり気にしていません。ようやく今季2勝目にたどり着きましたが、残り2戦となったこの大会での優勝は、タイトル争いですごく大きな意味を持つと感じています。2週間後の最終戦では、今回と同じように気持ちよく勝って、格好よくチャンピオンを決めたいです」

畑尾樹璃(LADIES 3位)
「チームの本拠地からとても近いコースということで、大会前には1週間で4日も練習するほど乗り込んできたので、どんなコンディションでも勝てるという自信を持って大会に臨みました。しかし実際には、決勝は直前のコース整備によりベストコンディションすぎて、地の利を生かせるような感じにはなりませんでした。スタートで少し出遅れ、安原(さや)選手を攻略するのに時間がかかってしまったことで体力を消耗し、前の2台が見えていながら届きませんでした。春の関東大会は7位に終わっていたことから、来年に向けていいイメージを持ちたかったので、終盤は、確実に表彰台圏内でゴールする走りを選択しました」

鈴木優那(LADIES 5位)
「シーズン序盤の数戦はいい位置を走れていたのですが、その後は不本意なレースも多く演じてきました。中部選手権では250ccのマシンに乗っているのですが、レディースクラスは150ccマシンなので、乗り替えが課題になってきました。そういう理由もあって、全日本選手権のレディースクラスにフル参戦するのは今年で最後にする予定なので、残り2戦となったこの大会で自己ベストリザルトを記録でき、とてもうれしく思っています。姉もかつて全日本に参戦していて、その最高位が5位だったので、そこに並べたのも満足しています。とはいえ、上位勢のレベルからすると自分はまだまだだと感じています」