コメント

竹内優菜(LADIES 2位)
「昨年は、ケガの影響による体力不足などから、シーズン序盤にひどいレースを連発してしまいましたが、今年は優勝を基本的な目標に掲げ、難しい状況でも確実に2位には入って、チャンピオンを奪還するのがテーマです。本当は全勝を狙っていたのですが、最初から一つ落としてしまったので、残り8戦を全部勝てるようにがんばります。でも今回は、マディが本当に苦手な自分としては、実は大満足の成績です。Hondaの4ストは、他社の2ストよりもマディでは有利という意見が多いですが、私はその性能がうまく引き出せずにいました。でも今回は、ちゃんとマシンの特性を理解して、うまく走れたと思います」

勝股七海(LADIES 4位)
「レース中盤はずっと3番手を走っていたので、ラストラップに抜かれてしまい、悔しくてたまりません。そのままゴールしていたら、表彰台に上がれたので。でも、HSR九州のコースは昨年の大会で初めて走り、今年も事前練習に来られなかったという状況を考えたら、それなりにうまく走れた方だと思います。マディコンディションは大の苦手で、ずっと課題になっていたので、このオフシーズンはエンデューロのコースで、わざわざ雨の日に出向いて坂道の練習をしたり、モトクロスコースでヒートの練習をしたりと、改善に取り組んできました。その成果がこの開幕戦で出せて、練習に付き合ってくれた方々にとても感謝しています」

川井麻央(LADIES 7位)
「LADIESはかなり大胆にコースがショートカットされて、パッシングポイントが少なく、レース時間も10分+1周に短縮されていたのですが、私にはそれがマイナスになりました。レース序盤に6番手を走っているときに転んでしまったのですが、そのあともペースはよかったので、フルコースでいつもの時間だったら、もう少し追い上げられたかもという思いはあります。今季は、同じチームに畑尾(樹璃)選手が加入しました。私の目標は、まず畑尾選手に勝つこと。そして、昨年はシーズン中盤にケガでの欠場があったので、来年のゼッケンが一桁になるよう、今季は全戦で確実にポイントを獲得したいです」