Australia 

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Result
  FP1 FP2 FP3 FP4 QP Race Standing
マルク・マルケス 5th 2nd - - - - -
ダニ・ペドロサ 9th 10th - - - - -
Report
前戦日本GPでタイトルを獲得したマルケスが3番手。今季12勝目に向けて好スタートを切る

日本GPからの連戦となる第16戦オーストラリアGPのフリー走行が、10月17日(金)、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われました。昨年の大会は、フリー走行と予選でタイヤトラブルが続出。そのため、決勝レースは周回数を減算して行われました。今年は対策を施したニュータイヤが用意され、初日のフリー走行は、多くのライダーがタイヤテストに集中することになりました。

フィリップアイランド・サーキットは、シーズン屈指のハイスピードコース。昨年は路面の改修でグリップが大幅に上がり、タイヤへの負担が大きくなったことから、トラブルが続出しました。そのためMotoGPクラスにタイヤを供給するブリヂストンは、昨年のデータを分析し、フィリップアイランド用のスペシャルタイヤを用意。選手たちは、スペシャルタイヤに合わせてさまざまなセッティングにトライしました。

そんな中で、前戦日本GPでタイトルを獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、順調なスタートを切りました。午前の走行ではタイヤのフィーリングを確かめながら20ラップをこなし5番手。午後のセッションでもタイヤテストに集中し、最終的に3番手で初日を終えました。ブリヂストンが今大会に向けて用意したタイヤは、トラブルが出ないように安全性を高めています。結果、全体的にグリップのレベルが低下。昨年に比べてタイムが落ちていますが、その中でもマルケスは、タイヤのパフォーマンスを引き出すことに成功しました。

しかし、ほかのHonda勢は、マシンとニュータイヤのマッチングに苦しみました。ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)はタイヤテストに集中して、1回目の走行で9番手、2回目で10番手と、いい状態を見つけられませんでした。

Comment

マルク・マルケス(MotoGP 3番手)
「今大会のためにブリヂストンが用意した、新しいタイヤのテストに集中しました。このタイヤは、これまで使ってきたタイヤと全く異なるものでした。このサーキットは、高速コーナーがいくつかあるので、正確なセットアップが必要です。午後のセッションでは、とても前進でき、いいフィーリングでした。しかし、まだ改善できる部分があるので、引き続きセットアップに集中したいです。今日はとても気持ちよく乗れましたし、いい一日でした」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 10番手)
「今日は順調ではありませんでした。ブリヂストンの新しいタイヤを使いこなすのが難しく、特にリアタイヤと挌闘しました。明日も引き続き、セットアップに集中して、タイヤのパフォーマンスを引き出すことができれば、タイムもポジションも上げられると思います」

Release

2014.10.17
Marquez and Pedrosa back on track Down Under Recently crowned 2014 Champion Marc Marquez, and his Repsol Honda teammate Dani Pedrosa were back on track today at the Phillip Island circuit in Australia, with Repsol Honda’s 2011 World Champion Casey Stoner watching on with his family from inside the garage.

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