2014年10月11日(土)・予選
会場:ツインリンクもてぎ
天候:晴れ
気温:24℃
コースコンディション:ドライ
FP1 | FP2 | FP3 | FP4 | QP | Race | Standing | |
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マルク・マルケス | 2nd | 6th | 1st | 3rd | 4th | - | - |
ダニ・ペドロサ | 8th | 4th | 8th | 2nd | 3rd | - | - |
第15戦日本GPの予選は、ポールポジション(PP)を獲得したアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)から1秒差以内に11台という大接戦になり、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が3番手、チームメートのマルク・マルケスが4番手と僅差で続きました。今大会は、事前の予想通り、マルケスとペドロサ、そしてバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソ(ともにヤマハ)のランキング上位4選手とドヴィツィオーゾという、5人のし烈なPP争いとなりました。この5選手の差は、わずか0.282秒という僅差で、決勝レースも厳しい戦いが予想されます。
その中で3番手につけたペドロサは、最後のアタックでベストタイムを更新して最終セクションに差し掛かりました。あと2つのコーナーを抜けるとPPという状況でしたが、痛恨の転倒を喫してしまいました。しかし、アベレージもよく、転倒しなければPP獲得という走りをみせただけに、決勝では今季2勝目が期待されます。
タイトルに王手をかけているマルケスは、フリー走行では唯一1分44秒台に入れる快走をみせましたが、午後の予選は思ったほどタイムを伸ばすことができず、4番手にとどまりました。今季フロントローを逃すのはこれが2度目。さすがにタイトル王手のプレッシャーを感じさせる予選となりましたが、チームメートのペドロサなど、上位5選手とはきっ抗しているだけに、決勝でどんな走りをみせてくれるのか。世界中が注目するレースとなりそうです。
ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)
「今日はとてもうれしい一日でした。予選もよかったですし、セットアップも順調に進みました。ただ、残念なのは、ポールポジションを狙った最後のアタック、最終セクションで転んでしまったことです。幸いにも、ケガはなく、とても元気です。今大会はいいペースを刻んでいるライダーが多く、タイムがとても接近しているので、厳しいレースになると思います。フロントローからスタートできるアドバンテージを生かしたいです。明日のレースは、ベストを尽くします。そのためには、持てる力を発揮して果敢に攻めることだと思います」
マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
「いい一日でした。目標だったフロントローは獲得できませんでしたが、明日の決勝に向けてペースは改善されましたし、前進することができました。残念だったのは、予選で完ぺきなラップを刻めなかったことです。しかし、明日の決勝に向けて戦う準備はできています。自分のレースペースは、(バレンティーノ・)ロッシ(ヤマハ)、ペドロサ、そして(ホルヘ・)ロレンソ(ヤマハ)とほとんど変わりません。明日の決勝に向けて、これはとても重要なことです。そして、(アンドレア・)ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)もレースタイヤでいいペースを刻んでいます。彼の走りにも注意を払わなければいけません」
2014.10.11
Front row start for Pedrosa in 3rd with Marquez in 4th for GP of Japan
It was a toughly fought battle for pole position in Motegi, with several riders vying for the top spot and ten riders within six seconds of each other.