FIA Formula3 Championship
Round 03
オーストリアオーストリア

FIA-F3 決勝・レース2

2019.06.30(日)

Red Bull Ring

第3戦 オーストリア

角田は16番手スタートから11位、名取は30番手スタートから22位でフィニッシュ

FIA-F3選手権第3戦のレース2が、現地時間午前9時35分にスタートしました。天候は晴れ、気温22℃、路面温度35℃のコンディションです。

レース1の結果により、角田裕毅(Jenzer Motorsport)は8列目16番手から、名取鉄平(Carlin Buzz Racing)はレース1リタイアのため、最後尾30番手からのスタートとなりました。

角田、名取ともにスタートでポジションを上げ、角田は14番手、名取は24番手に浮上。名取はさらに2台をパスして、1周目を22番手で終えました。2周目には、角田が11番手、名取が20番手と、さらにポジションを上げて、レースは中盤戦に入ります。

角田は、激しい接近戦の中、11番手のポジションをキープ。14周目には10番手に上がります。しかし、18周目にオーバーテイクを仕掛けた際に押し出され、14番手にポジションダウン。レース終盤、ペースの落ちたマシンをオーバーテイクし12番手までばん回し、レースは終了しました。角田は前車のペナルティーにより11位となっています。

名取は中盤から終盤にかけてペースが上がらず、9周目に23番手、18周目に24番手にダウン。レース大詰めで脱落するマシンがあり、最終的に22位でフィニッシュして開幕戦以来の完走を果たしました。

FIA F3選手権第4戦は7月12日(金)~14日(土)、イギリスのシルバーストーン・サーキットで開催されます。

コメント

角田裕毅(レース2:11位)
「16番手からのスタートで、内容的にはいいレースだったと思います。かなり激しい展開の中で生き残れたし、前に行くこともできたので、楽しめました。(押し出されたときに)アウトから抜きにいくのが厳しいのは分かっていましたが、あのときは抜けるシチュエーションでした。ブレーキングまでは自分が前で、相手はこちらにぶつけて止めにきたという感じです。あれがなければ入賞できていたと思います。ぶつかったあとはステアリングが曲がったり、電気系もおかしくなってしまったので、(この結果は)仕方なかったですね」

名取鉄平(レース2:22位)
「レース1で走れていなかったので、探り探りの状態でした。このコースは抜きづらいとエンジニアから聞いていたので、スタートがチャンスだと思い集中してやりました。それがうまくいってポジションをだいぶ上げることができましたが、その後無理してバトルをしてしまった影響で、タイヤを傷めてしまいました。それで、バイブレーションもデグラデーションも発生して、自分としてはプッシュしたのですが、ペースを上げることができませんでした。今回、走りきることが最優先でしたから、リザルトはともかく完走することができたので、これで流れが変わってくれればいいですね」

リザルト

レース2

順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
111J.ヒューズHWA RACELAB2434'47.494
227J.ダルバラPrema Racing24+4.727
328R.シュワルツマンPrema Racing24+4.850
42M.フュートレルART Grand Prix24+5.079
520L.プルチーニHitech Grand Prix24+5.666
621J.ヴィプスHitech Grand Prix24+6.086
 
1114角田裕毅Jenzer Motorsport24+10.716
2229名取鉄平Carlin Buzz Racing24+24.660

ポイントランキング

ドライバー

順位 No. ドライバー チーム 総合ポイント
128R.シュワルツマンPrema Racing 90
227J.ダルバラPrema Racing 82
321J.ヴィプスHitech Grand Prix 63
426M.アームストロングPrema Racing 54
52M.フュートレルART Grand Prix 37
618P.ピケTrident 35
 
1314角田裕毅Jenzer Motorsport 9
2729名取鉄平Carlin Buzz Racing0

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