FIA Formula2 Championship
Round10
イタリアイタリア

FIA-F2 決勝・レース2

2019.09.08(日)

Autodromo Nazionale Monza

第10戦 イタリア

松下信治は3番手でゴールするもペナルティーで5位に
連続入賞でランキング6位を守り、上位との差を詰める

FIA-F2選手権第10戦イタリア大会は、モンツァでレース2が行われ、松下信治(Carlin)は4列目8番手からのスタートとなりました。

午前10時50分、雨は上がり路面もほぼドライでしたが、ところどころ濡れた部分がある難しいコンディションでレースはスタートしました。松下はスタートでポジションを上げることはできませんでしたが、8番手を死守し1周目を終えます。7周目に上位車2台が接触し、松下は6番手に浮上。このアクシデントでVSC(バーチャル・セーフティカー)が発動されました。VSCは1周で解除されましたが、松下はVSCでの走行でプラス5秒のタイムペナルティーを科されてしまいました。12周目、前車をパスし5番手に上がると、18周目には前車がコースアウトして4番手に。21周目にも前車がコースアウトして3番手にまでポジションを上げました。後続との差を広げたい松下はペースを上げて、3番手でフィニッシュしますが、5秒加算の結果5位となりました。
レース1の優勝とレース2での5位入賞で、今大会で31ポイントを得た松下はランキング6位。上位との差を縮めて、目標であるランキング4位以内まで37ポイント差としました。

FIA-F2選手権第11戦ロシア大会は、ソチで9月27~29日に行われます。

コメント

松下信治(レース2・5位)
松下信治「結構路面が濡れていて、僕の得意のブレーキで抜くことができなかったです。奥まで行っちゃうとロックしてしまうし、乾いたラインは1本しかなくて、なかなか前をオーバーテイクすることができませんでした。VSCのペナルティーについては、僕として問題ないものだと思っていて、確認してもらっています。向こうはオートマチックにチェックしていて、以前も同じペナルティーが取り消されたこともあるので、こちらもデータをチェックしています。ペースは速かったですが、なかなか抜けない展開でした。不完全燃焼の部分はありますが、やれることは精一杯やったと思います。(今週末は)ランキングでも上との差を詰められたので、残り2戦、全力で目標を達成したいと思います」

リザルト

順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
1 15 J.エイトケン Campos Racing 21 34'26.288
2 16 J.キング MP Motorsport 21 +2.764
3 4 N.デ・ブリース ART Grand Prix 21 +6.530
4 7 G.チョウ UNI-Virtuosi 21 +7.612
5 2 松下信治 Carlin 21 +8.189
6 9 M.シューマッハ PREMA Racing 21 +8.541

ポイントランキング

ドライバー

順位 No. ドライバー マシン 総合ポイント
1 4 N.デ・ブリース ART Grand Prix 225
2 6 N.ラティフィ DAMS 166
3 8 L.ギオット UNI-Virtuosi 155
4 15 J.エイトケン Campos Racing 153
5 5 S.カマラ DAMS 151
6 2 松下信治 Carlin 116

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