Monthly コラム

2018.7.5
Vol.4
ラクに暑さ軽減!おすすめ猛暑対策
暑さ対策もお忘れなく

夏の暑さの原因、そのひとつが風通しの悪さ(密閉性)による熱こもりです。例えば、一日中締め切った夏場の部屋は、通気の悪さから熱がこもって室温が上昇します。さらに、日本特有の湿度の高さも体感としての暑さを助長します。こうした不快な暑さを軽減するには、熱くなった空気をいち早く逃がすのが近道です。室内のこもり熱を逃がすコツは、風通しの工夫にあります。風が入る窓と出て行く窓を開けて、風の通り道を確保。風がない日は熱気を逃がしたい窓に向けて、サーキュレーターを回すと効果的です。エアコンをかける前に熱気を逃がすと、効率よく部屋を冷やせます。

車

駐車中の車内が暑くなるのも同じ理由からです。窓から差し込んだ太陽光をシートやダッシュボードといった内装品が吸収し、その熱が車内に放熱されるので温度が上昇。夏は短時間でも車内温度が40〜50度に達するので熱中症にも注意が必要です。
車内の熱気を逃がすには、車に乗り込む前に助手席の窓を開けて、運転席のドアを5、6回、開け閉めしましょう。車内の熱気が助手席の窓から一気に流れます。熱気を逃がしたら車のエアコンを外気導入にして窓を全開にし、2、3分走ります。次に窓を閉めてエアコンを内気循環にして走行。これがスムーズに効率よく車内の温度を下げる方法です。トランク内にこもった熱を逃がすとさらに効果的です。

サングラス 帽子 向日葵

おでかけの際の暑さ対策もお忘れなく。そこで持ち物にプラスしたいのが冷却グッズ。近頃はスプレータイプや叩いて冷やすタイプ、濡らすだけで冷たくなるタオルなど豊富に揃うのでお好みで用意しましょう。効率よく体を冷やすには、太い血管が通る首筋、脇の下、脚の付け根を冷やすのがコツ。直接肌に触れてよいものかは事前に確認しましょう。お茶や水などを凍らせたペットボトルにタオルを巻いて体を冷やすのも◎。溶けた分は、冷たい飲料として楽しめるので一石二鳥。また、太陽光を遮るサンシェードもあると便利です。気温が高くなると、車内にも体内にも熱がこもりやすいので適宜クールダウンを。猛暑対策をラクに済ませて、今年の夏を快適に過ごしましょう!