ITS世界会議2024にて「冬季の路面凍結や積雪による車両の滑り対策の事例」を講演
お知らせ
Honda Drive Data ServiceではHonda車の走行データを活用し、事故リスクを低減する取り組みを行っております。今回のITS世界会議2024における講演では、冬季の路面凍結や積雪による車両の滑りに関する対策事例をご紹介しました。
■ITS世界会議とは
世界3地域を代表するITS団体が連携して毎年開催する世界会議であり、技術開発や政策など、幅広い観点から情報交換し、*ITSの普及による交通問題の解決を図る機会です。今年はドバイで開催されました。
*ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)
■講演概要
- 日本では、夏に比べて冬は1.7倍の交通事故が発生。路面の凍結や積雪に伴い、車両の挙動が不安定になり事故リスクが高まることが主な要因。
- 主要道路では高いレベルで日々凍結や積雪への対策を行っているが、刻々と気象状況が変化すると急な対応ができず、凍結対策や除雪作業が間に合わない事態も発生。
- Honda車の走行データは、運転手がリスクを感じたときのスピードの減速、路面の凍結や積雪による車両の滑り、氷や雪の上を走行したときの車両の揺れ等を取得。
- リアルタイムに道路の状況を把握し、それがどの程度のリスクなのかを可視化することで適切で効率的なメンテナンス作業を可能に。

■安全に向けた取り組み
Honda Drive Data Serviceでは冬期の路面凍結や積雪による事故リスク低減の他にも、安全に向けた様々な取り組みを行っております。
本取り組みの詳細についてご不明点がございましたら、問い合わせフォームからご連絡ください。