八街北小学校における「親子交通安全教室」への急減速データ提供

お知らせ

Honda Drive Data ServiceではHonda車の走行データを活用し、事故発生につながる危険地点を特定し事故リスクを低減する取り組みを行っております。

今回、千葉県の八街市教育委員会と連携した事例が報道発表されました。

■概要

  • 八街市教育委員会は八街北小学校2年生を対象として、「保護者も日常的に子供を教育できるようにする」ことを主要目的のひとつに位置づけ、「親子交通安全教室」を実施。
  • 「親子交通安全教室」では同小体育館に仮設した横断歩道における2回の模擬横断の前後に、担任教員および保護者が安全な横断方法を指導、教育。安全教育前後で横断時の安全確認回数の明らかな増加が確認された。
  • Hondaは「親子交通安全教室」の前後1カ月間の急減速データを提供。
  • 千葉工業大学の分析で、通学路上の5交差点中 3 交差点の近傍で、下校時間帯の車両の急減速発生件数に明らかな減少が確認され、児童の安全確認行動が運転者との意思疎通の改善に繋がる可能性が示唆された。
  • 八街市教育委員会

■走行データからわかること

例えば以下の分析ではHonda車の走行データから、ブレーキ時の急減速の発生件数と発生地点を可視化しております。

ブレーキ時の急減速の発生件数と発生地点
ブレーキ時の急減速の発生件数と発生地点

これら急減速データからは、例えば次のような示唆が得られます。

  • 急ブレーキ(赤)から、一般的に認知されている危険箇所の検証
  • 比較的強めのブレーキ(青)から、潜在的に危険な箇所の発見

そのため異なる期間を比較することで、本事例のような効果検証に活用できます。

■安全に向けた取り組み

Honda Drive Data Serviceでは引き続きデータを活用することで、事故リスク低減に向けた様々な取り組みを行ってまいります。

本取り組みの詳細についてご不明点がございましたら、下部の問い合わせフォームからご連絡ください。