2016.11.26 F1 - フォーミュラ・ワン世界選手権 最終戦 アブダビGP アブダビGP 予選

アブダビGP 予選

ヤス・マリーナ・サーキット、11月26日(土)

「ポイント獲得は絶対に可能です」

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フェルナンド・アロンソは、Q3で見事な最終ラップを走行し、日曜日のアブダビGPを9番手からスタートします。一方、チームメートのジェンソン・バトンは、F1キャリアの中では最後のレース*となる明日のグランプリを12番手からスタートします。

*ジェンソン・バトンは、正規ドライバーとしてのキャリアはひとまず今年で終了しますが、来年以降も三人目のドライバー、そしてブランドアンバサダーとしてチームに残り、レースに出場する可能性はあります。

フェルナンド・アロンソ MP4-31-04

FP3 11番手 1分42.585秒(トップとの差 +1.810秒) 14周
Q1 13番手 1分41.616秒(オプションタイヤ)  
Q2 10番手 1分41.044秒(オプションタイヤ)  
Q3 9番手 1分41.106秒(オプションタイヤ)  

「今日の結果には満足すべきだと思います。我々にとってはいい予選でした。

ここは、いつも難しいコンディションです。高温の環境下でフリー走行を行うものの、路面温度がずいぶん下がったときに予選に臨むのです。従って、実際にコンディションがどう変化するのか分からないまま、なにが起こるのかを予測し、少し状況が見えない中でセットアップ変更を行う必要があります。

幸い、我々のマシンには競争力があると感じましたし、Q3に進出して、今季最後の予選セッションで9番手に入ったことは、非常に前向きな結果です。今日はマシンのパフォーマンスを生かし、実力を最大限に引き出すことができました。

チャンピオンシップに関しては、下位チームからの大きな脅威はありません。また、明日の決勝で今のポジションよりも上位で完走することは難しいでしょう。ですから、この最終戦を楽しんで、いくつかポイントを獲得し、今シーズンをいいかたちで終われるようにしましょう」


ジェンソン・バトン MP4-31-03

FP3 13番手 1分42.664秒(トップとの差 +1.889秒) 15周
Q1 10番手 1分41.158秒(オプションタイヤ)  
Q2 12番手 1分41.272秒(オプションタイヤ)  

「今夜の予選セッションは楽しかったです。

路面温度が下がったため、フロントエンドのグリップを増して、マシンのバランスを取る必要がありましたが、マシンにはそれ以上の調整を行う余地が残されていませんでした。その結果、アンダーステアとなり、少し時間をロスしました。

ただ、12番手という結果は、明日のレースに臨むにあたって悪い位置ではありません。新品タイヤを装着してスタートできるのです。今のタイヤ規則では、レース時の戦略を自由に選択できるようにするために、トップ10圏外からスタートした方がいいことはよくあります。また当然のことながら、今日いい予選を行うよりも、明日いいレースをしたいと思っています。

ここでは、どのタイヤも長くは使えません。従って、明日どうなるのかを見るのはおもしろいでしょう。ポイント獲得は絶対に可能です」


エリック・ブーリエ McLaren-Honda Racing Director
「今夜の予選では、両ドライバーが非常にいい仕事をし、マシンが持つパフォーマンスを最大限に生かしてくれました。

フェルナンドの9番手、およびジェンソンの12番手という予選結果は、明日のレースで両者が入賞を目指すいい基盤となります。

特に、ジェンソンにとっては明日が最後のグランプリとなる可能性があるので、彼がポイントを獲得できれば非常にうれしいです。ジェンソンはスタート時のタイヤを自由に選択できるので、それが彼の手助けとなるように願っています」


長谷川 祐介 (株)本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者
「今年最後の土曜日の予選では、McLaren-Hondaチームの実力を見せることができました。フェルナンドがQ3に進出して最終的には9番手を獲得し、ジェンソンは12番手と、新品タイヤでのいい位置から明日のレースをスタートすることができます。両ドライバーとも、マシンのバランス、パフォーマンス、そして予選のアタックラップに満足しており、明日のレースをとても楽しみにしているようなので、我々も勇気づけられます。

午後のFP3も、忙しい走行プランの中でチーム全員がミスのない、プロフェッショナルな作業を行いながら、マシンの最終セットアップを手がけてくれました。レースペースは安定しているので、明日は満足できる結果を残してシーズンを終えたいと思います」

フリー走行3

順位 ゼッケン ドライバー チーム タイム/差
15セバスチャン・ベッテル Ferrari1'40.775
233マックス・フェルスタッペン Red Bull+0.137
37キミ・ライコネン Ferrari+0.224
444ルイス・ハミルトン Mercedes+0.290
56ニコ・ロズベルグMercedes+0.393
63ダニエル・リカルド Red Bull+1.056
711セルジオ・ペレス Force India+1.110
827ニコ・ヒュルケンベルグ Force India+1.292
977バルテッリ・ボッタス Williams+1.301
1021エステバン・グティエレスHaas+1.579
1114フェルナンド・アロンソ McLaren-Honda+1.810
1230ジョリオン・パーマー Renault+1.841
1322ジェンソン・バトンMcLaren-Honda+1.889
1419フェリペ・マッサ Williams+1.908
158ロマン・グロージャン Haas+2.030
1620ケビン・マグヌッセン Renault+2.282
1794パスカル・ウェーレイン Manor+2.370
1855カルロス・サインツ Toro Rosso+2.526
1912フェリペ・ナスルSauber+2.642
2031エステバン・オコン Manor+2.958
2126ダニール・クビアト Toro Rosso+3.330
229マーカス・エリクソン Sauber+3.463

予選リザルト

順位 ゼッケン ドライバー チーム タイム
144ルイス・ハミルトン Mercedes1'38.755
26ニコ・ロズベルグMercedes1'39.058
33ダニエル・リカルド Red Bull1'39.589
47キミ・ライコネン Ferrari1'39.604
55セバスチャン・ベッテル Ferrari1'39.661
633マックス・フェルスタッペン Red Bull1'39.818
727ニコ・ヒュルケンベルグ Force India1'40.501
811セルジオ・ペレス Force India1'40.519
914フェルナンド・アロンソ McLaren-Honda1'41.106
1019フェリペ・マッサ Williams1'41.213
以下Q2にて決定
1177バルテッリ・ボッタス Williams1'41.084
1222ジェンソン・バトンMcLaren-Honda1'41.272
1321エステバン・グティエレスHaas1'41.480
148ロマン・グロージャン Haas1'41.564
1530ジョリオン・パーマー Renault1'41.820
1694パスカル・ウェーレイン Manor1'41.995
以下Q1にて決定
1726ダニール・クビアト Toro Rosso1'42.003
1820ケビン・マグヌッセン Renault1'42.142
1912フェリペ・ナスルSauber1'42.247
2031エステバン・オコン Manor1'42.286
2155カルロス・サインツ Toro Rosso1'42.393
229マーカス・エリクソン Sauber1'42.637

フェルナンド・アロンソ

フェルナンド・アロンソ

フェルナンド・アロンソ

ジェンソン・バトン

ジェンソン・バトン

ジェンソン・バトン

ジェンソン・バトン

ジェンソン・バトン