「明日はポイント獲得のチャンスあり」
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#McLarenLIVE
ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソは、明日のドイツGPをそれぞれ12番手および14番手からスタートします。
バトンの目に異物が入った問題に対処するため、途中で走行を止めざるを得なくなった昨日のFP2。今朝のセッションでも、走行プログラムが短縮される結果となりました。FP3の途中でマシンの左側リアブレーキのアセンブリーに不具合が発生したため、予選前にオプションタイヤで走行し、理想的なバランスを見つけることができませんでした。それでも、バトンはQ1とQ2の両方でうまくばん回し、それぞれ10番手および12番手のタイムを記録しました。
アロンソはバトンよりもスムーズな走行を行い、Q1では14番手をマーク。Q2でもそのポジションを維持しました。
フリー走行3
順位 | ゼッケン | ドライバー | チーム | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 6 | ニコ・ロズベルグ | Mercedes | 1'15.738 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | +0.057 |
3 | 3 | ダニエル・リカルド | Red Bull | +0.099 |
4 | 7 | キミ・ライコネン | Ferrari | +0.164 |
5 | 5 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | +0.366 |
6 | 33 | マックス・フェルスタッペン | Red Bull | +0.444 |
7 | 77 | バルテッリ・ボッタス | Williams | +0.662 |
8 | 19 | フェリペ・マッサ | Williams | +0.892 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | McLaren-Honda | +1.178 |
10 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Force India | +1.234 |
11 | 55 | カルロス・サインツ | Toro Rosso | +1.290 |
12 | 11 | セルジオ・ペレス | Force India | +1.328 |
13 | 21 | エステバン・グティエレス | Haas | +1.422 |
14 | 26 | ダニール・クビアト | Toro Rosso | +1.489 |
15 | 20 | ケビン・マグヌッセン | Renault | +1.613 |
16 | 30 | ジョリオン・パーマー | Renault | +1.735 |
17 | 9 | マーカス・エリクソン | Sauber | +1.947 |
18 | 12 | フェリペ・ナスル | Sauber | +2.319 |
19 | 22 | ジェンソン・バトン | McLaren-Honda | +2.355 |
20 | 94 | パスカル・ウェーレイン | Manor | +2.532 |
21 | 88 | リオ・ハリアント | Manor | +2.534 |
22 | 8 | ロマン・グロージャン | Haas | +9.422 |
予選リザルト
順位 | ゼッケン | ドライバー | チーム | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 6 | ニコ・ロズベルグ | Mercedes | 1'14.363 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | 1'14.470 |
3 | 3 | ダニエル・リカルド | Red Bull | 1'14.726 |
4 | 33 | マックス・フェルスタッペン | Red Bull | 1'14.834 |
5 | 7 | キミ・ライコネン | Ferrari | 1'15.142 |
6 | 5 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | 1'15.315 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Force India | 1'15.510 |
8 | 77 | バルテッリ・ボッタス | Williams | 1'15.530 |
9 | 11 | セルジオ・ペレス | Force India | 1'15.537 |
10 | 19 | フェリペ・マッサ | Williams | 1'15.615 |
以下Q2にて決定 | ||||
11 | 21 | エステバン・グティエレス | Haas | 1'15.883 |
12 | 22 | ジェンソン・バトン | McLaren-Honda | 1'15.909 |
13 | 55 | カルロス・サインツ | Toro Rosso | 1'15.989 |
14 | 14 | フェルナンド・アロンソ | McLaren-Honda | 1'16.041 |
15 | 8 | ロマン・グロージャン | Haas | 1'16.086 |
16 | 30 | ジョリオン・パーマー | Renault | 1'16.665 |
以下Q1にて決定 | ||||
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | Renault | 1'16.716 |
18 | 94 | パスカル・ウェーレイン | Manor | 1'16.717 |
19 | 26 | ダニール・クビアト | Toro Rosso | 1'16.876 |
20 | 88 | リオ・ハリアント | Manor | 1'16.977 |
21 | 12 | フェリペ・ナスル | Sauber | 1'17.123 |
22 | 9 | マーカス・エリクソン | Sauber | 1'17.238 |
フェルナンド・アロンソ MP4-31-02
※カルロス・サインツ選手(Toro Rosso)が3グリッド降格ペナルティを受けるため、明日は13番手からスタート
「今日Q3に進出できなかったことは、少し残念です。14番手というポジションはあまりいい結果ではありませんが、我々はこのサーキットでは(前戦の)ブタペストほどの競争力がありません。
午後の予選では、トラフィックに引っかかったため、ラップをうまくまとめることができませんでした。それが、もう少し上のポジションを獲得できなかった理由です。また、ホッケンハイムの長いバックストレートや大きな加速ゾーンは、我々のマシンにはあまり適していません。
ポジティブな点は、我々には新品タイヤがたくさん残っていることです。それによって、スタートでは有利になりますし、戦略面ではもう少しクリエイティブになることもできます。
明日は厳しいレースになりますが、ポイント獲得のチャンスはあるので、いくつかポジションをばん回できればと思います」
ジェンソン・バトン MP4-31-03
「今回は、私にとってかなり難しい週末です。マシンで走行する時間を失い、十分な準備ができませんでした。ここは走り込みをしていなければ、難しいサーキットです。
昨日はいくつか問題が発生しました。目に違和感があったため、早々にマシンから降りる結果となりました。そして今朝もいくつかトラブルが発生したため、FP3ではスーパーソフトタイヤを履いて走行するチャンスを失いました。従って、状況があまり分からないまま、予選に挑むことになりました。
それでも、12番手というのはまずまずの結果ですし、チームメートよりも前のポジションにつけるのは、常にうれしいものです。ただ、マシンのバランスに関しては、まだ満足できていません。たとえ今日の予選ですべてのことをまとめ上げ、Williamsに勝ったとしても、トップ10に入るのが困難であることは分かっていました。
明日の決勝でポイントを獲得できる可能性はあります。かなりおもしろいレースになるはずですし、スタートと戦略が重要になります。我々になにができるのかを見るのを楽しみにしています」
エリック・ブーリエ McLaren-Honda Racing Director
「我々は最近進化しているという兆しがあっただけに、午後の予選でいずれのドライバーもQ3に進出できなかったことは残念でした。ただ、タイムシートだけではなく、その先を見てみると、予選前にスムーズな走行ができなかったことは明らかです。ジェンソンは昨日の午後、近くの病院に行くことになりましたし、FP3ではブレーキコンポーネントのアセンブリーに不具合が発生したため、プログラムが思うように進みませんでした。
それでも、我々は明日のドイツGPに向けていいポジションにつけていますし、両マシンともタイヤ戦略が自由に選択できるというメリットがある中、スタートします。まだできることはたくさんありますし、両ドライバーがトップ10に入り、夏休み前に貴重なワールドチャンピオンシップポイントをいくつか獲得することを目標にします」
長谷川 祐介 (株)本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者
「ホッケンハイムリンクでの土曜日は、午前中のFP3からマシンのバランスやパワーユニットのモード設定などに苦戦しました。それでも予選に対してはパッケージ全体のポテンシャルを最大限に引き出せたと思いますが、ここではメルセデス勢の前へ行くことがてきず2台ともQ2敗退となってしまいました。
明日は、ジェンソンが12番手、フェルナンドが14番手スタートとなりますが、新品タイヤでスタートをきれるアドバンテージを活かし、レースマネージメントをしっかりと行い、少しでも順位を上げられるようチーム一丸となって努力します」