モータースポーツ  > F1  > 第18戦 ブラジルGP  > 1日目フリー走行

F1

Round

SCHEDULE

November 13 2015, PRACTICE Formula 1 Grande Prêmio Do Brasil 2015

ブラジルGP ブラジルGP

「試行錯誤を重ねることが成功への唯一の道のり。我々は学び続けている」

2015年11月13日(金)・1日目フリー走行  会場:オートドロモ・ホセ・カルロス・ペース  全長:4.309km

  • ジェンソン・バトンジェンソン・バトン
  • ジェンソン・バトンジェンソン・バトン
  • ジェンソン・バトンジェンソン・バトン
  • ジェンソン・バトンジェンソン・バトン
  • フェルナンド・アロンソフェルナンド・アロンソ
  • フェルナンド・アロンソフェルナンド・アロンソ
  • フェルナンド・アロンソフェルナンド・アロンソ

コメント

フェルナンド・アロンソ
MP4-30-01
FP1    1分15.413秒(トップとの差 +1.870秒)    29周        16番手
FP2    1分15.129秒(トップとの差 +2.744秒)    10周        18番手

「本日2回目のフリー走行では、パワーユニットに不具合が発生したため、セッション半ばで終了となってしまいました。そのため、明日はオプションタイヤのテストをはじめ、予選と決勝に備えるために、まだやるべきことがたくさん残っています。

今日のFP2でパワーユニットに不具合が発生したため、同ユニットを交換する必要がありますが、走行距離が比較的少ない、メキシコで使ったパワーユニットを搭載する予定です。

ただ、私はフラストレーションを感じているわけではありません。実際、ある意味では、ここブラジルおよび最終戦のアブダビで、今抱えている問題をできる限り洗い出して解決し、来年はトラブルが出ないようにしたいと思っています。

それが学びのプロセスであり、少しイライラすることもありますが、それがまさに試行錯誤であり、試行錯誤を重ねることが成功への唯一の道のりなのです。

我々は常に学びつつあり、それが大事なのです」

ジェンソン・バトン
MP4-30-04
FP1    1分15.379秒(トップとの差 +1.836秒)    28周        13番手
FP2    1分14.644秒(トップとの差 +2.259秒)    37周        16番手

「通常、金曜日のフリー走行では、ラップタイムはそれほど気にしていません。それよりもフィーリングが大事なのです。

そういう意味では、まだやるべきことがたくさんあります。路面にはかなりのグリップがありましたが、我々はそれをうまく利用することができませんでした。また、マシンの全体的なバランスにも問題を抱えています。

とは言うものの、それは多かれ少なかれ、みんな同じ状況だと思います。特に、ここではタイヤの空気圧を高く設定しなければならないので、そう感じますし、実際、そうすることによって有効な比較をすることが難しくなるのです。

今は完ぺきな状況ではありませんが、今夜、長い会議をする中で有効な手立てを見つけて、マシンのバランスを改善できればと思います。

今週末は雨が降る可能性があると予測していますが、本当に雨が降ってくれることを願っています。雨が降れば、土曜日と日曜日により良い走りをするチャンスが増します」

エリック・ブーリエ|McLaren-Honda Racing Director

「FP2でフェルナンドの走行を妨げる結果となった ICE(内燃機関)のトラブルについては、少しフラストレーションがたまりましたが、こういうことは時に起きるということでしょう。

具体的な問題が何だったのかはまだ正確に把握できていませんが、今も調査を続けているところです。

我々は明日に向けて、フェルナンドがメキシコで走らせたパワーユニットを搭載するため、今日のトラブルによってグリッド降格ペナルティを受けることはありません。

ポジティブな点としては、我々はFP1で、開発した2つのフロントウイングのトライアルを実施しましたが、両方とも良い感触でした。その内1つはFP2でも使い続けましたし、実際、土日も同フロントウイングを採用するかもしれません。

今日収集したデータを今夜解析し、明日のFP3および予選に向けてマシンを最適化します」

新井康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者

「歴史あるインテルラゴスでの初日は順調な滑り出しを迎えました。

FP1ではフロントウイングを中心としたエアロの設定を試し、両マシンからたくさんの情報を収集することができました。パワーユニットも、予選・レースのデプロイメントやエンジンのマッピングの確認を行いました。

FP2でロングランを試す予定でしたが、残念ながらアロンソ選手のエンジンにトラブルが出てしまい、ラップを重ねることができないまま終わってしまいました。バトン選手は、周回を重ね、レース展開・タイヤの特性など把握できましたので、これからチーム内でデータの共有を行いたいと思います。

アロンソ選手のトラブルはこれからの解析となりますが、まずは明日に備えてエンジンの交換を行う予定です」

1日目フリー走行リザルト

フリー走行1 リザルト

順位 ドライバー チーム タイム 周回数
1 ルイス・ハミルトン Mercedes 1'13.543 28
2 ニコ・ロズベルグ Mercedes 1'14.062 36
3 セバスチャン・ベッテル Ferrari 1'14.168 27
4 ダニエル・リカルド Red Bull 1'14.449 27
5 キミ・ライコネン Ferrari 1'14.549 20
6 ダニール・クビアト Red Bull 1'14.696 25
7 バルテッリ・ボッタス Williams 1'14.886 25
8 マックス・フェルスタッペン Toro Rosso 1'14.960 38
9 ニコ・ヒュルケンベルグ Force India 1'15.174 33
10 パストール・マルドナド Lotus 1'15.192 31
11 カルロス・サインツ Jr. Toro Rosso 1'15.314 38
12 ジョリオン・パーマー Lotus 1'15.352 33
13 ジェンソン・バトン McLaren-Honda 1'15.379 28
14 フェリペ・ナスル Sauber 1'15.381 29
15 セルジオ・ペレス Force India 1'15.408 32
16 フェルナンド・アロンソ McLaren-Honda 1'15.413 29
17 フェリペ・マッサ Williams 1'15.469 24
18 マーカス・エリクソン Sauber 1'15.798 34
19 アレキサンダー・ロッシ Marussia 1'17.860 23
20 ウィル・スティーブンス Marussia 1'18.090 22

フリー走行2 リザルト

順位 ドライバー チーム タイム 周回数
1 ニコ・ロズベルグ Mercedes 1'12.385 42
2 ルイス・ハミルトン Mercedes 1'12.843 39
3 セバスチャン・ベッテル Ferrari 1'13.345 41
4 キミ・ライコネン Ferrari 1'13.500 43
5 ダニエル・リカルド Red Bull 1'13.585 39
6 バルテッリ・ボッタス Williams 1'13.603 37
7 ロマン・グロージャン Lotus 1'13.634 45
8 ニコ・ヒュルケンベルグ Force India 1'13.710 43
9 ダニール・クビアト Red Bull 1'13.848 40
10 フェリペ・マッサ Williams 1'13.870 42
11 セルジオ・ペレス Force India 1'14.056 34
12 パストール・マルドナド Lotus 1'14.124 42
13 フェリペ・ナスル Sauber 1'14.134 44
14 マックス・フェルスタッペン Toro Rosso 1'14.226 35
15 カルロス・サインツ Jr. Toro Rosso 1'14.326 45
16 ジェンソン・バトン McLaren-Honda 1'14.644 37
17 マーカス・エリクソン Sauber 1'14.772 38
18 フェルナンド・アロンソ McLaren-Honda 1'15.129 10
19 ウィル・スティーブンス Marussia 1'16.501 35
20 アレキサンダー・ロッシ Marussia 1'16.787 35