モータースポーツ > F1 > 第15戦 ロシアGP > 予選
October 10 2015, QUALIFYING 2015 Formula 1 Russian Grand Prix
ロシアGP
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | 周回数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ニコ・ロズベルグ | Mercedes | 1'38.343 | 1'37.500 | 1'37.113 | 20 |
2 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | 1'38.558 | 1'37.672 | 1'37.433 | 18 |
3 | バルテッリ・ボッタス | Williams | 1'38.448 | 1'38.194 | 1'37.912 | 26 |
4 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | 1'38.598 | 1'38.402 | 1'37.965 | 15 |
5 | キミ・ライコネン | Ferrari | 1'39.207 | 1'38.224 | 1'38.348 | 18 |
6 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Force India | 1'39.250 | 1'38.727 | 1'38.659 | 21 |
7 | セルジオ・ペレス | Force India | 1'39.617 | 1'38.914 | 1'38.691 | 19 |
8 | ロマン・グロージャン | Lotus | 1'39.056 | 1'38.754 | 1'38.787 | 19 |
9 | マックス・フェルスタッペン | Toro Rosso | 1'39.411 | 1'39.119 | 1'38.924 | 23 |
10 | ダニエル・リカルド | Red Bull | 1'39.574 | 1'39.005 | 1'39.728 | 18 |
11 | ダニール・クビアト | Red Bull | 1'39.580 | 1'39.214 | 18 | |
12 | フェリペ・ナスル | Sauber | 1'40.042 | 1'39.323 | 18 | |
13 | ジェンソン・バトン | McLaren-Honda | 1'39.739 | 1'39.763 | 15 | |
14 | パストール・マルドナド | Lotus | 1'39.724 | 1'39.811 | 15 | |
15 | フェリペ・マッサ | Williams | 1'38.926 | 1'39.895 | 17 | |
16 | フェルナンド・アロンソ | McLaren-Honda | 1'40.144 | 7 | ||
17 | マーカス・エリクソン | Sauber | 1'40.660 | 9 | ||
18 | ウィル・スティーブンス | Marussia | 1'43.693 | 9 | ||
19 | ロベルト・メリ | Marussia | 1'43.804 | 8 |
フェルナンド・アロンソ
MP4-30-03
FP3
13番手 1分41.200秒(トップとの差 +2.639秒) 11周
予選
Q1 16番手 1分40.144秒(オプションタイヤ)
※ PU交換による35グリッド降格ペナルティを受けるため、19番手または20番手からスタート
Q2 -
Q3 -
「出力効果という意味では、このサーキットが我々にとって厳しいものになることは分かっていました。もちろん、レースを前方からスタートできるに越したことはないのですが、今日の予選結果にそれほど落胆しているわけではありません。私はペナルティによって後方からのスタートとなるため、今日は周回数を最少限に抑えるつもりでした。Q1敗退ということは、マシンの走行距離をそれほど増やさずに済んだということです。
明日、何ができるのか見てみましょう。今回は来年のマシン用にテストする実験部品を装着しているので、明日のレースは我々にとって重要です。それらの部品に関する情報を入手したいと考えています。
明日はレースを楽しむとともに、自分のポジションを少しでも上げられるようにします。
最後になりますが、アクシデントを起こしたカルロス・サインツJr選手(トロ・ロッソ)が無事だと聞いて安心しました。明日、カルロス選手がコースに戻って来られるように願っています」
ジェンソン・バトン
MP4-30-04
FP3
7番手 1分40.581秒(トップとの差 +2.020秒) 12周
予選
Q1 14番手 1分39.739秒(オプションタイヤ)
Q3 13番手 1分39.763秒(オプションタイヤ)
「今日の予選は今年一番のパフォーマンスだったと思います。今回は他のマシンにトラブルが起きたからではなく、我々のマシンの実際のスピードによってQ2に進出することができました。
Q1は順調に進んで、私はトップ10のタイムからわずか0.15秒差でした。Q2では気温がかなり下がったため、新品タイヤでの走ったときのラップタイムは古いタイヤを装着していたときに比べて0.3秒遅くなりました。最終ラップでは事前にウォームアップのために数周走ったにもかかわらず、グリップがほとんどない状態でした。タイヤを適温まで上げるのに苦労したドライバーが多くいたと思います。
今回はMcLaren-Hondaにとって非常に難しい週末になることは分かっていたので、今日の結果は励みになりました。ただ、明日のレースは今日の予選よりさらに厳しい内容になるでしょう。我々のマシンのエネルギーデプロイメントは他チームのマシンほど上手く機能していないため、ここの長いストレートを走る際にはその影響を受けます。逆にコーナーでは、燃費に影響が出ます。これは、マシンのエネルギー供給の能力が劣ることから、より多くの燃料を使うためです。
それでも、これは前進です」
エリック・ブーリエ | McLaren-Honda Racing Director
「ソチは我々のマシンの性能に合わないサーキットの1つなので、それを考えると、ジェンソンの予選13番手という結果に少しばかり勇気づけられる思いです。
残念ながら、フェルナンドはパワーユニット交換によるペナルティによって後方からのスタートとなりますが、実際、今日はジェンソンもフェルナンドも良いラップを走り、マシンの実力を最大限に引き出してくれました。
明日のレースでは、両ドライバーともいつも通り闘争心をむき出しにした効率的な走りを披露してくれるはずなので、何が起こるのか見てみましょう」
新井康久 | 株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「鈴鹿に続いて、とても忙しい土曜日でした。FP3では順調にプログラムを進めていき、短いセッションではありましたが、デプロイの調整は短時間でなんとかまとめる事が出来ました。
なによりも、FP3中にアクシデントにあってしまった、サインツ選手が無事で安心しました。
予選は、アロンソ選手が後一歩のところで、Q2の進出を逃してしまった事が残念でした。バトン選手はQ3進出はならなかったものの、マシンには良い感触を持っていたようで、走行後の彼のコメントには少し勇気づけられました。
今日はセッション中断によってあまり走行できませんでしたが、FP3のデータを分析して、明日の決勝に備えたいと思います」