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April 19 2015, RACE 2015 Formula 1 Gulf Air Bahrain Grand Prix
バーレーンGP
順位 | ドライバー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | 1:35'05.809 |
2 | キミ・ライコネン | Ferrari | +3.380 |
3 | ニコ・ロズベルグ | Mercedes | +6.033 |
4 | バルテッリ・ボッタス | Williams | +42.957 |
5 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | +43.989 |
6 | ダニエル・リカルド | Red Bull | +61.751 |
7 | ロマン・グロージャン | Lotus | +84.763 |
8 | セルジオ・ペレス | Force India | +1Lap |
9 | ダニール・クビアト | Red Bull | +1Lap |
10 | フェリペ・マッサ | Williams | +1Lap |
11 | フェルナンド・アロンソ | McLaren | +1Lap |
12 | フェリペ・ナスル | Sauber | +1Lap |
13 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Force India | +1Lap |
14 | マーカス・エリクソン | Sauber | +1Lap |
15 | パストール・マルドナド | Lotus | +1Lap |
16 | ウィル・スティーブンス | Marussia | +2Laps |
17 | ロベルト・メリ | Marussia | +3Laps |
RT | マックス・フェルスタッペン | Toro Rosso | DNF |
RT | カルロス・サインツ Jr. | Toro Rosso | DNF |
DNS | ジェンソン・バトン | McLaren | DNS |
ドライバー
順位 | ドライバー | マシン | 総合ポイント |
---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | Mercedes | 93 |
2 | ニコ・ロズベルグ | Mercedes | 66 |
3 | セバスチャン・ベッテル | Ferrari | 65 |
4 | キミ・ライコネン | Ferrari | 42 |
5 | フェリペ・マッサ | Williams | 31 |
6 | バルテッリ・ボッタス | Williams | 30 |
7 | ダニエル・リカルド | Red Bull | 19 |
8 | フェリペ・ナスル | Sauber | 14 |
9 | ロマン・グロージャン | Lotus | 12 |
10 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Force India | 6 |
11 | マックス・フェルスタッペン | Toro Rosso | 6 |
12 | カルロス・サインツ Jr. | Toro Rosso | 6 |
13 | セルジオ・ペレス | Force India | 5 |
14 | マーカス・エリクソン | Sauber | 5 |
15 | ダニール・クビアト | Red Bull | 4 |
16 | フェルナンド・アロンソ | McLaren-Honda | 0 |
17 | ジェンソン・バトン | McLaren-Honda | 0 |
18 | ロベルト・メリ | Marussia | 0 |
19 | ウィル・スティーブンス | Marussia | 0 |
20 | パストール・マルドナド | Lotus | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント |
---|---|---|
1 | Mercedes | 159 |
2 | Ferrari | 107 |
3 | Williams | 61 |
4 | Red Bull | 23 |
5 | Sauber | 19 |
6 | Lotus | 12 |
7 | Toro Rosso | 12 |
8 | Force India | 11 |
9 | McLaren | 0 |
10 | Marussia | 0 |
フェルナンド・アロンソ
スタート:14番手
レース結果:11位
ファステストラップ:1分38.992秒(38周目トップとのタイム差 +2.681s、13番手)
ピットストップ:2回:(オプション→プライム→オプション)
13周目(ピットストップ時間 3.33秒)および35周目(ピットストップ時間3.07秒)
「我々のマシンはトップ10位以内に入るほど速くはありませんでしたが、レースを完走し、マシンに乗って貴重な経験を積むことができました。これは我々が今週末、一番の目標として掲げていたことです。
私の方はすべて順調に進みましたが、残念ながら、ジェンソンはレースに参加することができませんでした。次のスペイングランプリまでにやるべきことはたくさんありますが、次戦までには3週間あるので、その間に性能と信頼性の向上に努めます。多くの仕事が待ち構えていますが、我々は前向きな姿勢でいます。
近い将来に真のカムバックを果たすために、我々全員がこのプロジェクトに全力を注ぎ、できる限りのことをしています。チーム全体が結束し、全員が今後の課題に立ち向かう構えです。これまでに達成したことを足掛かりに、これ以降に開催される数戦で、さらに改善できるようにしたいと思います」
ジェンソン・バトン
スタート:DNS
「今週末はトラブル続きでしたが、今日もあのような終わり方になってしまって残念です。
私のマシンは走行することができず、今日のレースに出場することさえできませんでしたが、我々のマシンは確実に進化していますし、それはチーム全員にとって良いニュースです。
これは今まで懸命に努力してきた結果です。特に、今週末はその努力がほとんど報われることがなかったにもかかわらず、ガレージで週末を通して一生懸命作業してくれたメンバー全員に心から感謝します。彼らの決意やチーム内の精神は本当に素晴らしいものがあります。我々の努力がいつか報われることを確信しています」
エリック・ブーリエ|McLaren-Honda Racing Director
「フェルナンドは午後のレース全体を通して、難しく、フラストレーションのたまる状況であったにもかかわらず、常に良い走りを見せてくれました。そして、もう少しでチームにとって今季初となるワールドチャンピオンシップのポイントを獲得するところでした。
最終的にフェルナンドは11位でレースを終えました。この結果はまだシャンパンで祝杯を上げる達成内容ではありませんが、昨日の予選で今シーズン初めてQ2に進んだことに続いて、今日のレース結果も物事が正しい方向へ進んでいることを示すものです。
とは言うものの、我々としてはできればバーレーンのファンのみなさんの前でもっと素晴らしいレースをしたかったという想いがあります。今年のバーレーングランプリは今まで以上に大歓声に包まれた中、成功を収めました。
ジェンソンについては、今日も不運な状況が続いてしまいました。昨日、テクニカルトラブルが発生してから、彼のマシンを今日の決勝に間に合わせるために、チームはとても精力的に作業に取り組んでくれました。ただ、残念ながら、エンジンを始動した際に、昨日の予選と一昨日のフリー走行で発生した電気系のトラブルに起因する問題が、まだ解決していないことが判明しました。
その問題がマシン走行中に再度発生し、ジェンソンが決勝に臨んだとしてもレースを途中で終える可能性が非常に高いことが分かっていました。マシンの修復作業に全力で取り組みましたが、残念ながら、スタートまでに解決策を見出すことができませんでした。
これは我々、そしてとりわけジェンソンにとって残念な結果ですが、これがレースなのです。こういったことが起こるのは仕方がないことですし、次の機会に頑張ります。
これから欧州ラウンドに突入するので、現時点での状況を振り返る良い機会になります。今シーズン最初の4戦(オーストラリア、マレーシア、中国、バーレーン)では、我々のマシンは一連の開発を通して着実な進化を遂げてきました。その成果は明らかであり、パフォーマンスも確実に向上してきました。 バルセロナのカタロニア・サーキットで開催される次のスペイングランプリまで3週間あるので、さらにアップデートを行う時間が十分にあります。それを実施することで、我々のペースが直近のライバルチームに対してどれぐらい上がるのかは予想できませんが、我々のパフォーマンスが今後も明確に分かる形で常に向上していくことを望んでいます。
当然のことながら、今の自分達の競争力には満足していません。我々は勝つためにレースをするのです。ただ、オーストラリアグランプリ以来、我々は飛躍的な進歩を遂げています。これは熱意と決意を持って日々仕事に励む大勢のメンバーの大変な努力の賜物であり、この場を借りて、その一人一人に敬意を表します。
我々はこれまで正直に、謙虚に、そして懸命に自分達の仕事に取り組んできましたが、今後も同じように仕事を進めるつもりです。
以前言ったことの繰り返しになりますが、我々にはまだ登るべき山がありますが、必ず登ってみせます。それだけは確かです」
新井 康久|株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者
「今日はフェルナンドがあと一歩でポイント獲得という結果でした。これは我々にとってまた一歩前進となります。
我々が日々進化していることは明らかですし、今、実施している取り組みを今後も続けていくつもりです。もちろん、今週末、ジェンソンのマシンに電気系のトラブルが発生し、レースに参加できなかったことは非常に残念です。ただ、その問題は必ず解決します。
今季最初の4戦を終えて、次戦までの短いインターバルの間にさらなる改善を図ります。スペインで開催されるヨーロッパラウンド第1戦に向けて全力で準備を進めます。特に、競争力と信頼性に焦点を当てて今後のレースに備えます」