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レース
ドイツ

第12戦 7月24日
ドイツGP

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リザルト ポイント
グランプリ情報
Rd. Date
01 3/6 オーストラリアGP
02 3/20 マレーシアGP
03 4/3 バーレーンGP
04 4/24 サンマリノGP
05 5/8 スペインGP
06 5/22 モナコGP
07 5/29 ヨーロッパGP
08 6/12 カナダGP
09 6/19 アメリカGP
10 7/3 フランスGP
11 7/10 イギリスGP
12 7/24 ドイツGP
13 7/31 ハンガリーGP
14 8/21 トルコGP
15 9/4 イタリアGP
16 9/11 ベルギーGP
17 9/25 ブラジルGP
18 10/9 日本GP
19 10/16 中国GP
第11戦 イギリスGP
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バトンが2年連続表彰台獲得! 佐藤は12位完走
7月24日(日)・決勝
サーキット:ホッケンハイム・リンク 天候:曇り 気温:24℃

 ドイツGP決勝レースで、Lucky Strike B・A・R Hondaのジェンソン・バトンが3位入賞を果たし、昨年に続き表彰台を獲得した。佐藤琢磨は1周目にフロントウイングを破損してしまい、大きく後退。その後は粘り強く走って12位完走を果たした。

第11戦 イギリスGP
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第11戦 イギリスGP
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 レース開始直前、上空を覆う雲から雨粒が落ちてきた。しかし路面が濡れるほどではなく、全20台はドライタイヤでスタートした。1コーナーまでの加速で、フロントローからスタートしたバトンは4番手に後退。一方の佐藤は、1周目にフロントウイングを破損してしまい、緊急ピットイン。ノーズを交換して後方から追い上げる展開となった。

 バトンは4番手走行中の20周目に1回目のピットイン。その後トップグループの各車が最初の給油に入り、バトンの4番手は変わらず。佐藤は13番手まで順位を上げる。バトンは30周目以降、3番手のM・シューマッハ(フェラーリ)との差を、ジリジリと詰めていく。35周目には、トップを独走していたK・ライコネン(マクラーレン)がコース上でストップ。これで表彰台圏内に入ったバトンは、M・シューマッハとの差をコンマ5秒まで縮め、なおも追い上げる。

 そして44周目。ヘアピンのブレーキングでM・シューマッハを見事に抜き去り、2番手に浮上した。だがその2周後にピットインし、これでいったん7番手まで後退したが、各車も続いてピットインしたため、3番手となった。そして2番手を走行中のJP・モントーヤ(マクラーレン)を追い上げるがそのままチェッカーを受け、3位でレースをフィニッシュした。佐藤は最後まで追い上げたものの、12位でレースを終えた。優勝は、F・アロンソ(ルノー)だった。

第11戦 イギリスGP
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コメント

ジェンソン・バトン 3位
「僕自身そしてチームにとって、素晴らしいレースになったし、再び表彰台に立ててとても嬉しい。いまさら言うまでもなく、ここまでタフなシーズンだったし、このような結果を獲得するために、ものすごく頑張ってきたチームメンバーにトロフィーを見せることができて、すごく良い気持ちだよ。スタートは今ひとつで、ミハエル(シューマッハ)に抜かれてしまった。最初のスティント中は、ひょっとして彼を抜き返すことはできないかと心配したけれど、そのうち彼のペースが落ちてきたし、とにかくチャンスが来るまでプッシュし続けた。彼をオーバーテイクした後も、彼のピットストップの方が遅いと知っていたので、攻め続けたんだ。結局、チェッカーを受けるまで、彼を僕の後ろに抑えることができた。とにかく僕らにとって、すごく良いレースだったし、マシンを限界までプッシュできたので楽しかった。この結果がチーム、Honda、そしてミシュランにとって大きな力になると思うし、皆のサポートに感謝しているよ」

佐藤琢磨 12位
「今日の結果はとても残念です。たくさんの燃料を積んで予選に臨んでいたので、レースでは良い結果を獲得できると思っていました。第1コーナーで小さな接触がありましたが、マシンには影響ありませんでした。普通全開で走る第3コーナーでフィジケラの後についていたところ、彼が何故かスロットルを戻したらしく、避けられず追突してしまいました。ノーズを交換しなくてはならなかったので、難しいレースになると分かっていましたが、最後まで頑張りました。チームがものすごく頑張ったおかげでマシンの挙動も良く、速くなっていただけにとても残念です。来週のハンガリーGPも前向きに頑張ります」

ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター
「ジェンソンの表彰台獲得を非常に嬉しく思っている。彼は良い走りでプッシュし続け、ミハエルを完璧なオーバーテイクで抜き、そのおかげで3位入賞を果たしてくれた。Hondaエンジンとミシュランタイヤのパフォーマンスは、レース中まったく問題無しだった。残念なことに、琢磨は1周目の渋滞の中、第3コーナーからの立ち上がりでフロントノーズを破損してしまい、ピットインしなくてはならず、大きく遅れ、ポイント獲得を困難にしてしまった。今回の結果でハンガリーGPの予選に向けて良い流れになったが、再びグリッドの上位で戦えることを期待している」

中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリング・ディレクター
「ジェンソン選手にはおめでとうと言いたいですね。スタートからチェッカーまで素晴らしい走りでしたし、1,000人を超えるHondaディーラーの応援団の前で、ミハエルに対する見事なオーバーテイクを見せてくれました。とにかく表彰台に値する素晴らしい頑張りだったと思います。琢磨選手はレース序盤にトラブルにあってしまいましたが、最後まで力強く走ってくれました。気持ちを切り替え、必ずや良い結果に結びつけてくれると思います」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 No. ドライバー コンストラクター タイヤ タイム/差
1 5 F.アロンソ ルノー M 1:26:28.599
2 10 JP.モントーヤ マクラーレン M +22.569
3 3 ジェンソン・バトン B・A・R Honda M +24.422
4 6 G.フィジケラ ルノー M +50.587
5 1 M.シューマッハ フェラーリ B +51.690
6 17 R.シューマッハ トヨタ M +52.242
7 14 D.クルサード レッドブル M +52.700
8 12 F.マッサ ザウバー M +56.570
9 15 C.クリエン レッドブル M +69.818
10 2 R.バリチェロ フェラーリ B +1Lap
11 8 N.ハイドフェルド ウィリアムズ M +1Lap
12 4 佐藤琢磨 B・A・R Honda M +1Lap
13 21 C.アルバース ミナルディ B +2Laps
14 16 J.トゥルーリ トヨタ M DNF
15 11 J.ビルヌーブ ザウバー M +3Laps
16 19 N.カーティケヤン ジョーダン B +3Laps
17 18 T.モンテイロ ジョーダン B +3Laps
18 20 R.ドーンボス ミナルディ B +4Laps
RT 7 M.ウェーバー ウィリアムズ M +12Laps
RT 9 K.ライコネン マクラーレン M DNF
ドライバー
順位 ドライバー コンストラクター 総合
ポイント
1 F.アロンソ ルノー 87
2 K.ライコネン マクラーレン 51
3 M.シューマッハ フェラーリ 47
4 JP.モントーヤ マクラーレン 34
5 R.バリチェロ フェラーリ 31
6 J.トゥルーリ トヨタ 31
7 G.フィジケラ ルノー 30
8 R.シューマッハ トヨタ 26
9 N.ハイドフェルド ウィリアムズ 25
10 M.ウェーバー ウィリアムズ 22
11 D.クルサード レッドブル 19
12 ジェンソン・バトン B・A・R Honda 15
13 F.マッサ ザウバー 8
14 T.モンテイロ ジョーダン 6
15 A.ブルツ マクラーレン 6
16 J.ビルヌーブ ザウバー 6
17 N.カーティケヤン ジョーダン 5
18 C.アルバース ミナルディ 4
19 P.デ・ラ・ロサ マクラーレン 4
20 C.クリエン レッドブル 4
21 P.フリーザッハー ミナルディ 3
22 V.リウッツィ レッドブル 1
23 佐藤琢磨 B・A・R Honda 0
24 R.ドーンボス ミナルディ 0
- アンソニー・デビッドソン B・A・R Honda 0
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  コンストラクター
順位 コンストラクター 総合
ポイント
1 ルノー 117
2 マクラーレン 95
3 フェラーリ 74
4 トヨタ 57
5 ウィリアムズ 47
6 レッドブル 24
7 B・A・R Honda 15
8 ザウバー 14
9 ジョーダン 11
10 ミナルディ 7
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