■ジェンソン・バトン
「去年のドイツGPは、僕のキャリアでも最良のレースの一つだった。13番手から追い上げて、2位表彰台を勝ち取ったんだからね。このレースのことは、ものすごく大きな思い出になっているよ。ここは何カ所かで追い抜きができるし、エキサイティングな展開が期待できる。イギリスGP同様、楽なレースにはならないだろうけど、でも先週のヘレステストでは、マシンの感じは悪くなかった。より戦闘力が増したことが実感できるだけに、2台揃って上位入賞を成し遂げたい」
■佐藤琢磨
「長いストレートの終わりにフルブレーキングのコーナーが控えていて、抜きつ抜かれつのバトルが楽しめる、素晴らしいサーキットですね。ヘレスでのテストでは、新しい空力パッケージも含め、マシンは良い感じに仕上がっています。ドイツGPはいつも迫力のあるレースになりますし、僕らもこれまで以上の戦いができるはずです。イギリスGPでの勢いを、ぜひ持続できればと思っています」
■ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター
「前回の2連戦で、我々にも十分な戦闘力があることを証明できたと思う。その後ヘレスのテストで、マシンの更なる進化を確認できた。今週末のドイツGPで、その進化が結果に結びつくことを期待している。この2連戦の前の週末、スタッフはつかの間の休息を取り、生き返ったような気持ちになっている。ドイツGPでは、これまで以上の力を発揮してくれるはずだ」
■中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリングディレクター
「フランス、イギリスと連続して入賞を果たし、今後の課題はトップ2チームとの差をいかに詰め、初勝利へとチームを導いていくかです。ヘレスのテストで、エンジンも更なる進化を遂げました。今後も最終戦まで、我々は開発の手を休めるつもりはありません。去年のホッケンハイムリンクでは、ジェンソン選手が素晴らしい走りを見せてくれ、琢磨選手も入賞を果たしています。同じような結果を、今年も残したいと思います」
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