■ジェンソン・バトン
「シルバーストーンでの地元GPは、やはり僕にとっては特別なものだね。この国が大好きだし、ここを走ると帰ってきたという感じがする。去年は僕もチームも、ものすごい歓迎を受け、本当に印象深いグランプリになった。マニクールで良い結果が出せただけに、今週のレースも自然に力が入るよ。再び表彰台が獲得できたら、本当に言うことないね。シルバーストーンを走るのは大好きだし、6月のテストはかなりの手応えを感じることができた。大観衆のイギリスのファンの前を走るのは、何とも言い難い気持ちだ。特にメインストレート前の、ユニオンジャックの海を通過する時はね。ファクトリーのスタッフも皆応援に来てくれるだけに、一層気合いが入るよ。皆の前で、すごいレースを披露するつもりだ」
■佐藤琢磨
「イギリスGPは僕らにとって、2つの意味でとても重要なレースです。まずここがチームのホームGPであること。そして僕個人としても、2つめの祖国でのGPと言えます。何しろジュニア・フォーミュラの時代から、ここで数多くのレースを戦い、たくさんの素晴らしい思い出がありますからね。天気だけは今一つですけれど、サーキットの雰囲気は最高です。高速コーナーやS字とのコンビネーションは、鈴鹿にも似て非常に難易度の高いコースです。低速の複合コーナーでは、先行するマシンにかなり近づくこともできますし、とにかく全てが走っていて楽しいサーキットです。ファンの応援も熱狂的だし、とにかく週末のレースが楽しみです」
■ジル・ド・フェラン B・A・R Hondaスポーティングディレクター
「フランスで今季初入賞を果たし、その勢いを今週末のシルバーストーンでも持続したい。ここは高速コースであり、我々のマシンには合っているはずだ。今回特に新しいものは投入されないが、前戦から最新型のエンジンを搭載しており、前回のシルバーストーンテストで試した空力パッケージも期待できる。変わりやすい天候はここの名物だ。おかげでレース中のピットでは、非常に面白いショーとなったりする。ここはジェンソンの、そして我々のチームのホームGPだ。それだけにいつもよりプレッシャーもかかるが、地元ファンの大歓声を前に、一層頑張ろうという気持ちも湧いてくる。ファクトリーはすぐ近くだし、周辺にスタッフの多くが住んでいる。決勝レースは大勢が応援に駆けつけてくれるだろう」
■中本修平 Honda Racing Developmentエンジニアリングディレクター
「マニクールで投入した最新スペックのエンジンは、期待通りの性能を発揮してくれました。この週末のレースでも、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるでしょう。Hondaからも大勢が応援に来てくれると思います。最高の結果を披露できるよう頑張ります」
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