右側2本出しマフラーは、見た目だけでなくサウンドにもこだわった。構造には3室に分けたサイレンサーの2室・3室それぞれから排気管を設けたデュアルテールパイプ仕様を採用。これにより、それぞれ異なる特性を持った排気音のバランスを取り、低回転域は力強く、中~高回転域ではドラマチックなサウンドを響かせる。
エンジンパワーをフルに活かすべくレシオ配分を最適化した6速トランスミッションを採用。心高ぶる加速フィールを実現する。またシフト操作を電気信号に変換し、燃料噴射タイミングや点火時期などをコントロールすることで、クラッチレバーを操作することなく迅速なシフトチェンジ*を実現するシフトアップ/ダウン対応クイックシフターをオプションで設定している。
*発進、停止時を除く。
アシスト機能がクラッチレバー操作荷重の軽減に貢献するとともに、スリッパー機能がシフトダウンに伴う急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングの軽減に寄与。扱いやすさをさらに高め、より快適でスムーズな操作を可能にする。
スロットルグリップの開度を電気信号を介して伝達するスロットルバイワイヤシステムを装備。スロットルグリップ操作に対して緻密なスロットルバルブ制御を図ることにより、上質で安定感ある加速フィールを追求している。
イメージCG
電子制御のスロットルバイワイヤシステムを活かし、好みに合わせて選べる3つのライディングモードを設定。エンジンパフォーマンスを適切に引き出せるよう各設定値を最適化している。
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レスポンス重視の力強い加速感を強調した走行モード |
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オールラウンドにスポーツ走行が楽しめる標準モード |
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タンデム時などに適した、乗り心地重視の走行モード |
各モードへの切替えは、左ハンドルの「MODEスイッチ」で操作。モードの切替えは走行中でもスロットルグリップを全閉にすることで可能。選択されたモードはメーターの液晶パネル右側に表示される。
レスポンス重視の力強い加速感を強調した走行モード
オールラウンドにスポーツ走行が楽しめる標準モード
タンデム時などに適した、乗り心地重視の走行モード
各モードへの切替えは、左ハンドルの「MODEスイッチ」で操作。モードの切替えは走行中でもスロットルグリップを全閉にすることで可能。選択されたモードはメーターの液晶パネル右側に表示される。
前後輪の車輪速センサーから算出した後輪のスリップ率とスロットルポジションセンサーが検出するスロットルバルブ開度に応じて燃料噴射量を制御。アクセルを開けた際の後輪のスリップを抑制し、滑りやすい路面での安心感を高める。システム作動の確認はメーター内のインジケーターで行い、左ハンドルのスイッチでON(制御介入レベル3段階)/OFFの選択ができる。
※HSTCはスリップをなくすためのシステムではありません。あくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがって、HSTCを装備していない車両と同様に、無理な運転までは対応できません。運転するときは急なアクセル操作を避け、安全運転をお願いします。
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