予選の結果、ポールポジションはイブラヒム・ノロディン(ヤマハ)。アズロイ・アヌア(MuSASHi Boon Siew Honda Racing)は3番手でフロントローを獲得。レーザー・ダニカ・アーレンズ(Astra Honda Racing Team)は4番手。ヘルミ・アズマン(MuSASHi Boon Siew Honda Racing)は5番手、アンディ・イズディハール(Astra Honda Racing Team)は6番手につけます。さらに、クリッチャポーン・ケウォサンティ(A.P.Honda Racing Thailand)が7番手、パサーウィト・ティチバーク(A.P.Honda Racing Thailand)が9番手となりました。

レース1のホールショットを奪ったのはピラポン・ブーンラート(ヤマハ)で、レースをリードします。2番手にはアズマンが上がり、ノロディン、アヌアが追います。ブーンラートは逃げ、2ラップ目には2番手のノロディンに1秒1の差をつけます。2番手争いは4台。ノロディン、ハビエル・オレレナ・マロイ(ヤマハ)、アズマン、アヌアで争われます。3ラップ目で2番手にマロイが浮上します。2番手争いの4台に後方集団も追いつき、混戦となります。ブーンラートは確実にレースをリードし始めます。2番手争いを繰り広げていたアズマンが6ラップ目に転倒してしまいます。

8ラップ目には、トップのブーンラートが2番手に2秒3と差を広げて独走体制を築きます。2番手争いはノロディン、アヌア、マロイの3台に絞られます。ブーンラートは終盤スパートして勝利。激しい2番手争いを最後に制したのはマロイ。アヌアは3位となり表彰台に登りました。

レース2のスタートダッシュはブーンラートが決め、ホールショットを奪いトップに立ちます。スタート直後にマロイが接触転倒で戦列を離れます。オープニングラップを制したのはブーンラートで、それをアズマンが追います。2ラップ目にはノロディンが2番手を奪い、アズマンが追う展開となります。その後方にイズディハールが迫ります。トップ争いは、ブーンラート、ノロディン、アズマンをパスしたイズディハールとなります。5台となった4番手争いをアズマンが引っ張ります。イズディハールが遅れ、トップ争いはブーンラートとノロディンに絞られます。4番手にはアヌアが浮上し、僅差で、アハマド・アフィフ・アムラン(ヤマハ)、ノロディンが続きます。

7ラップ目にはイズディハールがトップ争いに追いつきはじめ、再び3台の争いとなります。4番手にアムランが上がり、アヌマ、アズマンが追います。

ブーンラートが逃げ切って優勝。2位にノロディンを捉えたイズディハールが入り、3位にノロディンとなります。4位にはアムラン、5位にアヌア、6位にアズマンが入りました。