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round 10

October 20 2012, QUALIFYING JVC KENWOOD Race of Japan 2012 第10戦 日本
  • 予選

Civic WTCC、デビュー初戦の鈴鹿での予選でQ1を突破
明日の決勝は11番手でスタート

2012年10月20日(土)・予選  会場:鈴鹿サーキット・東コース(2.243m)  天候:快晴  気温:20.5度
コースコンディション:ドライ  観客:9500人

Honda Civic WTCCのデビューレースとなるFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)の日本ラウンドが、快晴の三重県・鈴鹿サーキットで幕を開けました。

  • Honda Civic WTCCHonda Civic WTCC
  • Honda Civic WTCCHonda Civic WTCC
  • ティアゴ・モンテイロ選手(左)、アレッサンドロ・マリアーニ チーム代表(右)ティアゴ・モンテイロ選手(左)、アレッサンドロ・マリアーニ チーム代表(右)
  • Honda Civic WTCCHonda Civic WTCC
  • Honda Civic WTCCHonda Civic WTCC
  • Honda Civic WTCCHonda Civic WTCC
  • ティアゴ・モンテイロ選手(右から2番目)ティアゴ・モンテイロ選手(右から2番目)

前週に日本でのテスト走行を順調に終え、鈴鹿サーキットでの本番に臨んだHonda Racing Team JASは、予選に先立ち、午前10時30分より参戦記者会見を行いました。佐藤英夫Hondaモータースポーツ部長が、参戦の喜びと関係者の皆さまへの感謝の意を表し、ドライバーであるティアゴ・モンテイロ選手がデビューレースに臨む強い意気込みを語りました。

午後3時30分から行われたQ1では、セッション開始と同時にコースインしました。しかし、最初のタイムアタックでコースアウト。ピットインしてタイヤを交換したあとのタイムは53秒875で、14番手のポジションでした。そのあとの再アタックでは、53秒840とタイムアップしたものの順位は変わらず。このアタックのあと、ピットインしたときにはセッションの残りタイムは4分を切っていました。

モンテイロ選手は再びタイヤを交換し、残り1分30秒を切ったタイミングでコースインしました。ラスト1周のアタックで出したタイムは53秒443。約0.4秒タイムアップし、ポジションを7番手に上げました。この瞬間、スタンドからは大きな拍手が起こりました。

Q1の上位12台で行われるQ2では、規定のニュータイヤをQ1で使いきっていたこともあり、思うようにタイムアップはできず、53秒886がベストラップとなりました。明日の決勝レースは11番手のポジションからスタートします。

決勝レースは10月21日(日)午後2時35分よりレース1が行われ、午後3時50分よりレース2が行われます。

コメント

ティアゴ・モンテイロ選手(11番手) 「予選は非常に接戦で厳しい戦いになることは分かっていました。私たちの目標はQ2に進むことで、これを目標に新しいタイヤに履き替えて、1度目のタイムアタックに挑みました。しかし、コースアウトしタイヤを傷めてしまいました。Q2に進むために、再度新しいタイヤに履き替えました。この結果、いいタイムが出せてQ1を突破することができました。タイヤを使い果たし、Q2を犠牲にしてしまいましたが、数週間前はQ2に残れるかどうかも分からない状況でしたので、この結果は前向きにとらえるべきだと思います。私たちの当初の目標は達成できたと思いますし、今の私たちのレベルを大きく引き上げることができたと思います。今後も努力を続け、進化していきたいと思います。明日の2レースは長く厳しい戦いになると思いますが、がんばります」

アレッサンドロ・マリアーニ | Honda Racing Team JAS代表 「上位8番手までに入れず、最終的には少し残念な結果となりました。予選はとても厳しく、最初の(タイヤ)セットを履いた際に、ティアゴが小さなミスをしてしまいました。それが予選全体に影響を与えました。Q1を突破するために、タイヤをすべて使ってしまったのです。そのため、Q2で目標だった8番手以内に入ることができませんでした。しかし、ある意味、これは起こるべくして起こったことかもしれません。なぜなら、今回が私たちにとって初めての予選でしたし、昨日も新しいタイヤ1セットで30分間走行しただけでした。まだ経験不足の面もあり、このようなことが起こっても不思議ではありません。ただ、マシンのパフォーマンスを信じていますので、明日は期待してください」

堀内大資 | Honda Civic WTCC開発プロジェクトリーダー 「予選を通してエンジンは全く問題ありませんでした。最後にギリギリのタイミングでQ1を突破できてホッとしました。Q2では、Q1と同じくらいのタイムが出ればと思っていましたが、タイヤを使い果たしてしまっていたので残念です。予選を終えて、やはり甘くはないなという印象です。マシンも、もっと力をつけていかなければと改めて感じました。明日のレースは、予選のポジションから少しでも上にいけるようがんばりたいと思います。ご声援をよろしくお願いします」

予選

順位 No. ドライバー マシン タイム
18A.メニュシボレー52.885
21Y.ミュラーシボレー52.950
32R.ハフシボレー53.054
411A.マクドウォルシボレー53.206
525M.ベナーニBMW53.224
63G.タルクィーニセアト53.259
 
1118ティアゴ・モンテイロHonda53.886