ROUND 13

カタールカタール ロサイル・インターナショナル・サーキット 2017.11.04(土)・WSS 決勝

クルーゼルが2位となり今季6度目の表彰台を獲得

今大会が第12戦となるスーパースポーツ世界選手権は、予選2番手から優勝争いに加わったジュール・クルーゼル(CIA Landlord Insurance Honda)が2位でフィニッシュ。その結果、総合ランキングでは3位でシーズンを終えました。優勝したルーカス・マヒアス(ヤマハ)とのし烈なバトルの末、わずか0.023秒差で惜しくも優勝こそ逃しましたが、今季の活躍を象徴する最終戦となりました。クルーゼルは今シーズン、6回の表彰台を獲得。今年はタイトルを獲得することはできませんでしたが、来季につながるシーズンとなりました。

以下、CBR600RR勢は、カイル・スミス(GEMAR Team Lorini)が10位。クリスチャン・ガマリノ(BARDAHL EVAN BROS. Honda Racing)が12位でフィニッシュしてそれぞれポイントを獲得しました。大久保光 (CIA Landlord Insurance Honda)は、クラッチトラブルのためリタイア。総合15位で今シーズンを終えました。

コメント

ジュール・クルーゼル(スーパースポーツ 2位)
「全力を尽くしました。ミスをせず、限界でプッシュしました。あまりミスをしなかったので、自分のレースには満足しています。前戦へレスでは勝てると思っていたので残念でした。ここは、パスするのが難しいサーキットです。スリップストリームが必要だったのですが、左側は風が強くて、パスできませんでした。いいギアといいスピードがあったので、早くアタックしすぎないように心がけました。すべて完ぺきにこなせば可能性はあると感じていましたが、いいレースができました。ストレートでは右側に寄ってスペースを開けないようにしましたが、芝生に載ってしまい、抜き返されてしまいました。今年は一年間を通してすばらしい仕事ができました。僕たちにとって力強いシーズンでした。もっといい結果を得られればよかったですが、でも、これが人生というものです」

大久保光(スーパースポーツ リタイア)
「今週は、うまく歯車がかみ合いませんでした。フリー走行、そして予選は、エンジンの状態に合わせてセッティングを変えたのですが、それがうまく行かず、決勝はクラッチに異常があり、最後まで走りきることができませんでした。グリッドについたときにすでにクラッチが滑っていてリタイアすることも考えましたが、このチームで最後のレースだったので、がんばって走り続けました。しかし、ギアを入れても前に進まない状態になり、マシンを止めました。シーズン最後のレースだったのでとても残念ですが、来季に向けて気持ちを切り替えたいです」

WSS リザルト

レース

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1144L.マヒアスヤマハ1530'39.805
216ジュール・クルーゼルHonda15+0.023
31K.ソフォーグルカワサキ15+3.788
464F.カリカスロヤマハ15+3.845
513A.ウェストカワサキ15+7.946
666N.トゥーリヤマハ15+8.112
 
10111カイル・スミスHonda15+13.349
1211クリスチャン・ガマリノHonda15+25.611
1671クリストファー・バーグマンHonda15+37.256
RT78大久保光Honda11+4Laps
RT48ジュゼッペ・スカーセラHonda4+11Laps

WSS ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
1144L.マヒアスヤマハ190
21K.ソフォーグルカワサキ161
316ジュール・クルーゼルHonda155
432S.モライスヤマハ141
564F.カリカスロヤマハ118
699P.ジェイコブセンMVアグスタ108
9111カイル・スミスHonda57
1111クリスチャン・ガマリノHonda50
1578大久保光Honda42
1838ハンネス・ゾーマーHonda28
2241アイデン・ワグナーHonda17
24 71 クリストファー・バーグマン Honda 16
34 70ロビン・モルハウサーHonda 6

ランキング詳細


マニュファクチャラー

順位 コンストラクター 総合ポイント
1ヤマハ266
2カワサキ223
3Honda175
4MVアグスタ145
5トライアンフ56

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