ROUND 02

タイタイ チャーン・インターナショナル・サーキット 2017.03.12(日)・WSS 決勝

開幕戦欠場の大久保が6位でフィニッシュ

2017年3月11日(土)~12日(日)  会場:チャーン・インターナショナル・サーキット   天候:晴れ
気温:11日/35℃、12日/37℃  コースコンディション:ドライ  観客:3万9344人(3日間:8万379人)

スーパースポーツ世界選手権には、今大会、26台が出場しました。CBR600RR勢は、CIA Landlord Insurance Hondaからジュール・クルーゼル、大久保光、ロビン・モルハウサーの3選手、GEMAR Team Loriniからアイデン・ワグナーとカイル・スミス、BARDAHL EVAN BROS. Honda Racingからクリスチャン・ガマリノの、総勢6選手が出場しました。

初日のフリー走行では、スミスがトップタイムをマークします。そして予選では、クルーゼルが今季初のポールポジションを獲得しました。迎えた決勝では、好スタートを切ったクルーゼルがオープニングラップから10周目までのほとんどでトップを快走します。しかし、11周目に入るとトラブルが発生してスローダウン。リタイアとなりました。

また、初日のフリー走行でトップタイム。予選で6番グリッドを獲得したスミスは、オープニングラップの5番手から着実にポジションをアップ。ところが、危険行為があったとして3ポジションダウンのペナルティーを受け、それに従わなかったためにライドスルーのペナルティーに。それにも従わなかったため、2位でフィニッシュするも失格となりました。レース後、スミスはペナルティーのサインが見えなかったとコメント。悔しい結果になりました。

CBR600RR勢にとっては波乱の展開となりましたが、今大会、8番グリッドから決勝に挑んだ大久保が、ベストリザルトの6位でチェッカーを受けました。前戦の予選で骨折した左鎖骨が完治しておらず、厳しい戦いを強いられる中、序盤は5番手あたりを走行。初日のフリー走行、予選、決勝とすべてでトップ10以内となった大久保は、自信を得ることに成功しました。

コメント

大久保光(スーパースポーツ 6位) 「開幕戦オーストラリア大会は左鎖骨を折って欠場したので、今回の6位はとてもうれしいです。ケガから2週間しか経っていないので、体調は万全ではありませんでした。ブレーキングや中高速コーナーの切り返しでは、ケガの影響がありました。決勝日は37℃。路面温度は50℃を超えていて、体力的にもとても厳しいレースでした。そういう状況の中で、自己ベストの6位でチェッカーを受けられてとてもよかったです。終盤はブレーキングで力が入らず、クラッチ操作もちゃんとできませんでした。そして、オーストラリアで痛めた背中の影響もあり、レース終盤はちゃんと伏せることすらできませんでした。厳しいレースでしたが、最後まで走りきれてよかったです。これから始まるヨーロッパラウンドが楽しみです」

WSS リザルト

レース

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
164 F.カリカスロ ヤマハ1728'11.733
2 24 D. クライサルト ヤマハ 17+0.793
366N.トゥーリヤマハ17+3.164
4 100 T. ワロコーン カワサキ 17+7.564
577K.ライドカワサキ17+7.698
6 78 大久保光Honda 17+8.823
841アイデン・ワグナーHonda17+19.051
1070ロビン・モルハウサーHonda17+19.857
RT16ジュール・クルーゼルHonda11+6Laps
RT11クリスチャン・ガマリノHonda4+13Laps
DSQ111カイル・スミスHonda17+0.234

WSS ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
144R.ロルフォMVアグスタ30
266N.トゥーリヤマハ27
364 F.カリカスロヤマハ25
477K.ライドカワサキ24
524 D.クライサルト ヤマハ20
6144L.マヒアスヤマハ20
741アイデン・ワグナーHonda17
12 78 大久保光 Honda 10
16 70 ロビン・モルハウサーHonda 6

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マニュファクチャラー

順位 コンストラクター 総合ポイント
1ヤマハ45
2MVアグスタ30
3カワサキ26
4Honda19

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