2010年8月28日(土)
予選
会場:インディアナポリス・モータースピードウェイ
天候:晴れ
気温:33℃
コースコンディション:ドライ
FP1 | FP2 | QP | Race | Standing | |
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ダニ・ペドロサ | 4th | 2nd | 5th | - | (2nd) |
アンドレア・ドヴィツィオーゾ | 7th | 3rd | 4th | - | (3rd) |
第11戦インディアナポリスGPの予選は、気温が33℃、路面温度が54℃まで上昇する厳しいコンディションとなり、トップから1秒差以内に9台という接戦となった。その中で、順調にセットアップを進め、午前中のフリー走行で3番手につけたアンドレア・ドヴィツィオーゾが予選4番手、フリー走行で2番手と好調な走りを見せたダニ・ペドロサが予選5番手と、Repsol Honda Teamの両選手が2列目から決勝に挑むことになった。
初日のフリー走行でセッティングの方向性を探るテストに集中し、7番手だったドヴィツィオーゾ。2日目のフリー走行では本格的なセットアップを行い、順調にタイムを短縮した。午後の予選でも、終始、フロントローを狙える位置につけていたが、ソフトタイヤでのアタックでわずかにタイムロス、惜しくもフロントローを逃した。
初日4番手だったペドロサは、2日目のフリー走行で2番手まで順位を上げた。この日、順調にセットアップを進めたペドロサは、レースパッケージでのアベレージもよく、優勝候補の筆頭に浮上。しかし、ドヴィツィオーゾ同様、ソフトタイヤでのアタックで完ぺきな走りができず、5番手へと順位を落とした。それでもドヴィツィオーゾ、ペドロサともに、優勝を狙える走りを披露し、決勝に大きな期待をつないだ。
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 4番手)
「フロントローに並ぶことはできなかったが、決勝に向けてペースは悪くないので、2列目に並べてうれしい。今日は、ベンとニッキーがすばらしい走りを見せた。明日の決勝でも地元ファンの声援の中でスタートから気合の入った走りをすると思うが、レースペースでもっとも速かったのはダニだった。ダニは自分と比較するとコンマ数秒のアドバンテージを持っているし、ここはスムーズに乗ることが要求されるので、ダニに追いつくためには全力を尽くさなければならない。しかし、チームはすばらしい仕事をしてくれた。特にフロントのセッティングで大きく前進できたし、電子制御の部分でもかなり改良された。明日はハードタイヤを選択し、決勝ではベストを尽くしたい」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 5番手)
「昨日から今日にかけてセットアップが進んで、レースペースもかなり改善することができた。予選では、ソフトタイヤのアタックが完ぺきではなくて順位を落としたが、2列目に並べてよかった。明日はスタートを決めてトップグループで戦いたい。今日は気温も路面温度も高く、ハードタイヤで走ったが、とてもいい状態を作ることができた。他の選手がどのタイヤを選択するのかわからないが、自分はハードタイヤで決勝に挑む。今日は、ホームGPを迎えるアメリカ人ライダーがすばらしい走りをしたし、決勝も手強いライバルになる。いつもフロントローに並ぶ選手たちも相変わらず速いので、明日は本当に厳しいレースになると思う。しかし、いいレースをする自信はある。決勝が楽しみだ」
山路敏幸|Repsol Honda Team 監督
「午前中のセッションは、2人ともにセットアップが順調に進んだ。そのため、午後の予選に向けて、さらに細かい部分の調整を行った。しかし、タイムアタックの際に使用したソフトタイヤをうまく使いきれず、2人ともにフロントローを逃してしまった。しかし、ハードタイヤを使ってのレースパッケージでは、高いレベルに仕上げることができた。明日の決勝も暑くなることが予想されるが、2人ともトップグループでレースができると思うので、明日は1-2フィニッシュを狙っていきたい」
2010.08.28
DOVIZIOSO AND PEDROSA QUALIFY FOURTH AND FIFTH AT INDY
Repsol Honda Team riders Andrea Dovizioso and Dani Pedrosa steered clear of trouble in an incident packed MotoGP ...............