2010年8月27日(金)
1日目フリー走行
会場:インディアナポリス・モータースピードウェイ
天候:晴れ
気温:28℃
FP1 | FP2 | QP | Race | Standing | |
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ダニ・ペドロサ | 4th | - | - | - | (2nd) |
アンドレア・ドヴィツィオーゾ | 7th | - | - | - | (3rd) |
今年で3年目を迎えるインディアナポリスGPのフリー走行は、快晴、気温28℃という絶好のコンディションとなったが、強い日差しのために路面温度が51℃まで上昇。さらに、全体的に滑りやすい路面コンディションに選手たちは苦戦した。しかし、2年連続PPとインディアナポリスGP初制覇を狙うダニ・ペドロサは、周回を重ねるごとにリズムをつかんでタイムを短縮。トップタイムのケーシー・ストーナー(ドゥカティ)から0.537秒差の4番手と、まずまずのスタートを切った。
アンドレア・ドヴィツィオーゾは、前戦チェコGP終了後の合同テストでトライした新しいサスペンションのテストに取り組み、今大会は最終的に従来型をチョイスした。これでセッティングの方向性が決まり、2日目は一気にセットアップをまとめることになる。この日は、車体とサスペンションのテストに集中したことでタイヤテストが十分にこなせなかった。この日の7番手タイムは、ハードタイヤでマークしたものだが、土曜日の予選に向けて、タイムアップの要素を数多く視野に入れる一日となった。
ダニ・ペドロサ(MotoGP 4番手)
「初日にグリップしないのは、これまでと変わらないが、今日は路面がすごくバンピーで、フィーリングもこれまでと違うような気がした。路面温度が高かったことで、よりそう感じたのかも知れない。特にリアのグリップが不足していた。ブレーキのセッティングも完全ではなく、これを2日目に改善しなくてはいけない。序盤はなかなかリズムをつかめなかったが、後半は徐々にリズムもよくなり、セッション終盤はいいラインを見つけることができた。今日はソフトのタイヤだけで走ったが、明日はハードも試してみなければならない。明日もセッティングが進むようにがんばりたい」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 7番手)
「今日は満足のいくタイムを出せなかったが、明日に向けていろいろ問題点を見つけることができたし、内容的にはいいスタートが切れたと思う。今日の問題点を改善できれば、タイムも大幅に向上することができる。そういう点では、ポジティブなフリー走行だった。今日は、新しいフロントフォークとこれまで使っていたフォークのテストをしていた。これに多くの時間を割いてしまったが、次のステップに進むためにも重要なテストだった。結局、これまでのフォークでいくことにした。今日はハードタイヤでベストを出したが、1周だけだったので、明日はたくさん周回をこなし、電子制御のセッティングも引き続きやらなくてはいけない」
山路敏幸|Repsol Honda Team 監督
「今日は路面のコンディションがあまりよくなかったようで、両選手ともにリアのグリップがイメージ通りに出なかったようだ。今日のデータを確認して、明日も引き続きセットアップを行い、タイヤのセッティングに備えたい。ダニは、セッション前半はなかなか思うように走れなかったようだが、後半は少しずつタイムを上げることができた。マシンも前後のバランスをもう少し詰めていけば、さらに前進できると思っている。ドヴィツィオーゾは、リアのグリップに加え、フロントのグリップも不足していたようで、明日は、前後のグリップを出すために集中したい」
2010.08.27
SUNNY INDY SEES PEDROSA IN FOURTH, DOVIZIOSO SEVENTH
The Indianapolis Grand Prix weekend began in hot and sunny conditions today as the MotoGP teams rolled up ...............