アクセルを踏み込むたびに程よい緊張感が走り、操る楽しさが全身を駆け抜けます。まるで試されているようでありながら、その緊張は心地よく、走りの歓びへと変わっていきます。
そして何より、この車に乗ると世界の見え方が変わります。明らかに他の車とは一線を画し、ただの移動手段ではなく「走ることそのものが目的」になるのです。
高価であることは事実ですが、その価値はハンドルを握った瞬間に理解できるでしょう。TYPE Rは、所有する喜び以上に、操る歓びを約束してくれる存在です。
シビック TYPE R(FL5)は、発表前から購入を検討していたものの、現車を確認してからでなければ契約に踏み切れずにいました。
そして2022年9月、発表展示会でその姿を目にした瞬間、迷いは消え、購入を決意しました。
そんな中、販売停止の知らせが届き、心は揺れ動きました。登録済未使用車の購入も検討しましたが、再販の案内が届いた時には、いても立ってもいられず、再び希望を抱くことに。
ついに購入のチャンスが訪れ、2025年10月、念願のシビック TYPE Rが納車されました。
YouTubeで見た「曲がる、楽しい」という言葉は、まさに現実のものとなりました。峠道でも直線でも、操る喜びに満ちた走り。高価ではありましたが、その決断は間違いなく正解でした。
現在はフィットとの2台持ち生活。遠出には燃費の良いフィットを、天気の良い休日にはTYPE Rを選び、合理性と情熱を両立させたカーライフを楽しんでいます。


