33年前、看護短大生で実習に追われ忙しい毎日でしたが、休日のドライブに出かけるのが楽しみでした。実家は自動車修理工場、1級整備士の父親から、お客さんの代車としていた赤のワンダーシビックを貸してもらい首都高速道路を走らせました。アクセル唸らせて、シフト操作がおもしろかったことを今になって思い起こすことができました。年をとり、再びMT車なんて乗れないのかと思いましたが、人生最後の贅沢として、シビック TYPE R FL5に乗っています。Honda Carsには発売前に相談に行き、現行シビックにも試乗させてもらい、購入する勇気ができました。雪道の初めてのFF車は自信がなく、Honda Carsで春まで保管をしていただきました。とても感謝しております。シビックは半世紀の歳月で、優秀な車に成長し唸らせても上品な爽快に駆け抜ける車に変身していました。自宅から7時間をかけて、十勝スピードウェイに行き、下手ながら一般のスポーツ走行をしてきました。素人ながら車の性能を実感し、改めて一般道での安全運転の大切さを感じることができました。50歳半ばで、こんな夢のような車に巡り合えて感謝しております。19歳でシビックを与えてくれた、天国の父親に、こんなにも成長したシビックをいじらせてあげたかったです。