私が生まれる以前から現在に至るまでHondaの車を10台以上乗り継いできた父の影響もあり、私は子供の頃から車が好きで、中でもHondaの車が好きです。
2001年に開催された東京モーターショーで当時、小学1年生だった私はHondaのブースに展示されていたシビック タイプR（EP3）、インテグラ タイプR（DC5）、NSX-R（NA2）の3台を見てHondaのTYPE Rに乗るのが夢になりました。
それから約14年が経ち2015年に開催された東京モーターショーで一目惚れしたのがシビック タイプR（FK2）でした。
その頃、丁度750台限定の商談の申し込みも行われていて私もそれを申し込みましたが案の定、限定車という事もあり…。
それから数ヶ月。ある日突然、父から電話があり、「タイプRの商談権利に当選したぞ！」と言われ、最初は冗談でも言ってるのかと思いましたが、よくよく聞いてみると権利が繰り上がりした結果、商談の権利を獲得しました。
それから契約をさせて頂き、納車しました。
その時の嬉しさや感動は言葉に出来ませんが、当時の湧き上がってくる気持ちは今でも覚えています。
そして、父のアコード ツアラー Type-Sと2台で走りに行った時に、小さい頃からの夢が叶ったんだなと実感しました。
たまに車に乗っていると小さい子供に指をさされているのを運転席から見ますが、そういう子供達にも夢を与えられたら良いなと思いました。

迫力のある外観、レーシーなインテリアとホールド感のあるバケットシート。
タイプ Rに乗っているんだなと感じました。
走行性能としては310馬力とハイパワーにも関わらず街乗りでは約9km/L、高速では約13km/Lと、燃費の良さに驚きました。
ハンドリングは車とドライバーがシンクロし、車と一体化してる様なフィーリングです。
サーキット等に持って行かない限り、車体がロールする事がほぼ無いと感じるぐらい剛性感があるのにも関わらず、充分に普段使いも出来てしまう乗り心地の良さを両立してる足回りとシャシーの出来の良さには驚きました。
エンジンはターボ車と感じさせられない様な吹け上がりの良さとレスポンスの鋭さを持っていてエキゾーストノートも重低音のある良いスポーティな音を響かせてくれます。
こんなにもドライバーと車が一体化し、運転する楽しさとスポーティな走りを極限の高さまで味わう事の出来る1台だと思います。