この日も愛車アコードに乗り、北隣町まで食材を求めて買いに行ったのである。無事に買い物を終えて帰る際に、帰り道では急勾配の上り坂が多く、上り切ったところには信号があるために、赤信号になると上り坂で停止しなければならず、青に変われば坂道発進することになるのだ。私は半世紀以上も前に学生時代にマニュアルの安い中古車を初愛車として乗り始めて以降、マニュアル車を中心に乗り継いできていることから、坂道発進は得意であり、アコードにおいても当たり前ながら半クラッチを使っての発進で、今までエンストを起こしたことはなく、いつも必ず通常どおりの違和感のない運転を維持し続けてきているのである。しかし、油断は大敵であり、後続車両に不安を与えてしまうことは禁物であることから、高齢にもかかわらず、常に初心に帰って安全運転を心掛けていくことに変わりはないのである。


