この日も愛車アコードで出掛けようとしたが、燃費の向上を考えて、日差しもきつい猛暑のなかではあったものの、窓を開けたまま走り始めたのであった。しかし、恥ずかしながら10分ともたず余りの暑さにたまらずエアコンのスイッチをオンに入れたのである。アコードも嬉しそうに快調に走行していたところ、久しぶりに同年式でホワイトカラーのアコードと対向したのであった。ユーロRではなかったが、何ヵ月ぶりかで同形式のアコードと出合い、嬉しさが込み上げてきたのであった。ほんの一瞬だったが、対向したアコードもきれいに維持されていることがわかり、オーナーが大切に愛車を使っていることが伝わってきて、嬉しさと楽しさが倍増したのであった。きっと、そのオーナーも私の同じアコードに気が付いてくれたであろうと信じている。また同じアコードとすれ違うことを願ってやまないのである。


