先日、とある事情により、愛車アコードは4日間にわたって車庫から出ることができずに眠っていた。こんなことは今までになかったことであり、その間は用事や買い物、散歩などの必要な外出には止む無く軽トラックを代わりに使用して、なんとかしのいでいたのだった。5日目にしてやっとアコードでいつもの散歩にも出掛けた時には、私だけではなく、アコード自体も愛犬もみな大喜びではしゃいでいたのであった。散歩の帰り道ではわざわざ遠回りをして、アコードにとっては空白の4日間の分を取り戻すかのように走行距離を稼いで帰ってきたのであった。アコードだけではなく、私も眠っていたかのような4日間であったが、残されたこれからの少ない人生をできる限り長く元気に過ごしていくためにも、アコードの存在は大きな影響力をもっているものと思えて仕方がないのである。私の余命のカギを握っているのはアコードであると言っても、決して過言ではないと断言できるのである。これからもアコードに乗り続ける限り、私は愉しく充実した日々を過ごすことができるものと確信している。


