今の時代としては、ミニバン型の車を多く見かけるものの、その時代時代に人生を歩む人それぞれの用途や目的などに応じて必要であるために、車についても高価な必需品であるがゆえに熟考を重ねた結果、購入するのであって、決して思い付きや衝動で買う物ではないと思っている。私のアコードは、前に乗っていたインテグラにアクシデントがあったため買い替えを迫られていたこともあり、じっくりと考えている時間の余裕がなかったとはいえ、セダンでマニュアル車のアコードを見たときから、私のオーダーメイドカーのような印象を受けて、迷うことなく即断したことを思い出している。13年目となった今でも飽きることなくアコードに乗り続けており、私自身の感覚としてはそのほど長く乗っているとは感じていないのである。これから先もまだまだアコードに乗り続けていくつもりであるが、特に近年、アコードとともに歩んでいることの歓びや楽しさをかみしめている毎日である。願わくばあと10年、愛車アコードと一緒に、文字どおり調和した余生が送れるように祈るばかりである。


