今年の夏は、不安定な天候が続いたことから、例年のような真夏の厳しい日差しが若干弱く感じられたが、やはり日中は気温も高く、外出するのも億劫になってしまいがちである。この時期はどうしても涼を求めて出掛けることが多くなり、アコードも夕刻以降に納涼ドライブとしての出番が多いのだ。日が沈んだあとの涼しい空気の中を、アコードの負担をかるくするためにエアコンはオフのまま、窓を全開にして気持ちよく走り抜ける。行く先も人里離れた、少しでも標高の高いところが望ましく、アコードの好む山道へ向かうことが多くなってしまう。ドライブに限らず、洗車も日中の灼熱地獄の中ですると、熱中症を起こす可能性もあって、暗くなった時間帯にセンサーライトの心もとない明かりを頼りに、この時期はいつものようにアコードを手洗いしている。先月末からアコードは長距離の走行はしていないが、今週末には1泊2日のツアーが控えており、準備万端で出番を待っている。四季を問わず、オールシーズンでいつでもどこでも、アコードは喜び勇んで私を思いどおりのところへ運んでくれる。この暑い夏を乗り切るために、アコードにはもうひと踏ん張りしてもらおう。また来月には秋のツアーが待っている。


