昨日、啓蟄を迎えて待ち焦がれた春の訪れに虫たちが這い出して来るように、私も愛車アコードとともにようやくドライブの季節が到来したことを実感しつつ、暖かな陽気に誘われ喜び勇んでドライブツアーの計画に取り掛かろうとしている。当面の間、長期間でのツアーは制限を受けて難しくなり、出掛けるにしても2、3日のツアーに限定されるであろうが、そこはツアー好きのアコード故、期間や目的地に関わらず、たとえ日帰りコースであってもしっかりと役割を果たしてくれて、私からの過大な期待にも十二分に応えてくれるであろう。私にとっては、アコードとともに赴き巡るところはどこであっても常に新鮮で忘れがたく、目にした風景はいつまでも記憶に残る思い出深い名所旧跡となるのである。アコードは私にとって回想マシーンでもあるのだろう。


