長い人生の中において挫折し落ち込み、苦悩して八方ふさがりになって生きてく自信がなくなることもあるだろう。私にもそんな経験は山ほどあるが、今では愛車アコードが常にあらゆる場面で私を支えてくれている。アコードの運転席に座りひとたびハンドルを握れば、そこには俗世間とはかけ離れたアコードの世界が広がり、夢と希望にあふれる輝く自分だけの未来空間が姿を現すような感覚に導いてくれるのだ。まだまだ老けている場合ではないと諭されているようで、下手なりに自分としては40年以上も若返ったように力づけられて、うきうきわくわくとした気分でシフトレバーをチェンジしていることに気付くのである。私にとってアコードの運転席は、悟りを開くための道場としての空間や役割にも通じているのである。


