このページの内容は、『carmode』編集部より提供されております。
Odyssey
アブソルートの爽快でキレのいい走りは、7人乗りミニバンであるとこを忘れさせる。ボクはいつまでも走り続けたいと思った
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アブソルートの走りは、もはやスポーツセダンの領域に近づいた。意のままに操れるハンドリングでありながら乗り心地も快適
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「ミニバンとしては」という前置きなしにアブソルートの走りは素晴らしい。思いどおりに走れることの素晴らしさよ!
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オデッセイの快適性を損なうことなくスポーティテイストを色濃くしたオブソルートのインテリア。じつに好感が持てる
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アルミ製のペダルパッドをオゴる。これがミニバンの装備だとは思えない? しかし決して“飾り”ではないのだ
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 Hondaのテストコースで注目の新型オデッセイに試乗する機会を得た。ステアリングを握ったのはアブソルート(FF)。147kW[200ps]のハイスペック・エンジンと5速AT+Sマチックを組み合わせた、シリーズ中もっともエキサイティングなモデルだ。それにしても新型オデッセイ・アブソルートはカッコイイ! 試乗車のボディカラーはシルバーだったが、スポーティだし、エレガントだし、堂々として見える。なにより、多人数乗用車には宿命ともいえる“生活臭さ”がまったく感じられないのがうれしい。

 インテリアもブラックを基調に、サポートのいい本革/ソフトウェーブコンビネーションシートや本革3スポークステアリングホイール、アルミ製ペダルパッドなどで渋くキマっている。シートポジションは先代オデッセイと比べるとかなり低くなっているが、それでもセダンタイプのクルマ(たとえばアコード)と比べれば高め。握り心地のよいステアリングやサポートのよいシート、そしてステアリングから手を離すと自然に手が届く位置にあるATのセレクトレバーなど、スポーツドライビングに欠かせない基本性能に抜かりはない。

 走り出せば、ますますミニバンを運転しているという感覚から遠ざかる。アブソルート用に専用チューニングを施された2.4リッターDOHC i-VTECエンジンは、高回転・高出力型であるという予想に反して、スタート時からたのもしいトルクを発生。リニアな変速レスポンスの5速ATとのコンビネーションで、小気味よくスピードを乗せていく。マニュアル感覚の走りを楽しめるSマチックも変速レスポンスが鋭くワインディングではじつに効果的。ハンドリングはワインディングを速めのペースで流すレベルでは、それこそ意のままに曲がるといった印象。乗り心地は、かなり締め上げられた印象の先代アブソルートとは異なり、適度なしなやかさが感じられる好ましいもの。

 とにかく、これが7人乗りのミニバンの走りだなんて信じられない! 冗談ではなく、「スポーツセダンもウカウカしていられない」と思った。なお、河口まなぶ氏による詳しい試乗レポートを次のページで展開しているので、ぜひともご覧頂きたい。

(編集部:バナ重)
Odyssey Dress Up Car Catalogue
Modulo
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フロントグリル=2万9800円/ロアスカートType ZZ=1台分セット15万1000円/サスペンション=6万2000円
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アルミホイールMG-001=1本4万7000円/スリットブレーキディスクローター=8万円(1台分)/ブレーキパッド=1台分3万5000円
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ルーフスポイラー=6万円/スポーツマフラー=13万円。
>価格はメーカー希望小売価格です。もっと詳しくはこちらまで
Honda純正ならではの優れたデザイン性、機能性、クオリティが、オデッセイの機能と魅力を際立たせる!
 モデューロは、世界のトップレベルをいくHonda車とまったく同じ基準によってHondaのエンジニアがつくりあげたカスタマイズブランド。Hondaのデザイナーがクルマづくりの技と感性でクルマの個性を一段と際立たせたベストデザイン。そしてHondaのエンジニアがクルマとカスタマイズを一体開発することにより、完成度の高いHonda車の基本性能、機能をさらに引き出してくれる。純正だけにラインアップはじつに豊富で、エクステリア関係ではロアスカート、フロントグリル、アルミホイール、フォグライトなどを用意する。また、機能面ではスポーツマフラーやスポーツサスペンション、ブレーキパッド、スリットブレーキディスクローターなど(アブソルート専用)を。インテリアでは木目調のインテリアパネルやウッディテイストステアリングホイール、セレクターノブ、オーディオ&ナビなど多数ラインアップ。写真のアブソルートはフロントグリルやロアスカート(Type ZZ)、18インチアルミホイール(MG-001)、スポーツサスペンション(Blackie)、スポーツマフラーなどを装着したクルマだが、伸びやかなオデッセイのフォルムに風格がプラスされた印象だ。スリットブレーキディスクローターは、ブレーキ性能の向上はもちろんのこと、ドレスアップアイテムとしての効果も高い。今後ブレイクしそうな予感!
DOOV
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オデッセイ「M」をベースにしたドゥーブのデモカー。フロントグリルは3万5000円/ロアスカート3点セット=19万8000円(フォグライトは別)
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ウインカードアミラーカバーは2万3000円から。写真はキーレスエントリーに連動して足元を照らす「パドルライト付き」で3万3000円(ボディ色仕上げ)
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18インチアルミホイール“DOOV DV.03”=オープンプライス/スポーツマフラー=9万2000円/スポーツサスキット=13万5000円
>価格はメーカー希望小売価格です。
ベース車との調和を大切にしながら、流行にとらわれない独創的なデザインで、オデッセイをさらに魅力的に演出する!
 ベース車とのデザイン上の調和、クルマが本来もつ機能との調和、乗る人や地球環境との調和を大切にしながら、流行にとらわれない独創的なデザイン・コンセプトで、ベースとなるクルマの最高のスタイリングを引き出すというドゥーブ。その言葉どおり、エクステリアではロアスカートキットのデザインをオデッセイとオデッセイ・オブソルートでかなり異なるテイストに仕上げたり、“SHOWA”とのコラボレートによるスポーツサスペンションキットやローダウンスプリング(※サスペンションキットとローダウンスプリングは16年1月発売予定)、“HKS”とのコラボレートによるスポーツフィルターやサークルアース(アースハーネスキット)をラインアップするなど、やはりHondaのクルマを知り尽くしたメーカーならではのこだわりが感じられる。大好評のウインカードアミラーカバーは、ボディ色仕上げとクローム仕上げをラインアップするほか、今回、新たにパドルライト付きが登場。パドルライトとは、キーレスエントリーに連動して夜間乗降時に足元を照らすライトのこと。ドレスアップ性と実用性を兼ね備えた注目のアイテムだ。
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