恒例、月に一度のラーメン詣での夜に、いつも名阪から眺める夜景が印象的で、特に冬は空気が冴えて一段ときれいに見えることから、この日は高峰SAから眼下に見下ろす奈良盆地の夜景を楽しみ、また目的のラーメンを食べたあとの、名阪国道をまたがる跨線橋の上からの景色がこれまた絶景で、二度楽しんだ。
いつもラーメンが目的で、食べたらすぐにその足で帰路につくため、ゆっくりと夜景を楽しむことがなかったが、この日は天気もよく澄んでいて視界もよくて、きれいに下界が見えたことから画像に収めることができた。
しかし、周囲が暗いために、結果はあまり鮮明には映っておらず、腕の未熟さを思い知らされた。
ただ、目的を達成することだけではなく、少しは気持ちにゆとりをもって周りを見ることも必要だと感じた。
宝石を散りばめたキャンバスをバックに、アコードが漆黒の闇の中に浮かび上がり、さながらコマーシャルのワンシーンのような一瞬と錯覚する。
夜の静けさが似合うアコードである。