STEP.1

オクラの
畑づくり

~発芽をそろえる深耕と畝づくり~

元肥をまいて深く耕す

万遍なく混ぜ込みオクラの根の生長を促す

オクラは根を深く伸ばすため、畝をつくる場所をできるだけ深く耕しておきます。とくに多粒まきして密植栽培をする場合は、まいたタネすべてがいっぺんに発芽することが大事なポイントです。そのためにも畝をつくる場所に元肥をまいたら、他の野菜よりも深くまですき込むようにしましょう。その時、元肥が土の中で偏らないようにすること。偏りがあると、発芽がそろいづらくなります。耕うん機がある場合は、軽く耕うんするだけで土と肥料が万遍なく混ざるので便利です。
粘土質の畑などで土がかたい場合は、あらかじめ粗めに深くまで土をほぐしてから元肥をすき込みます。これで、オクラの根は深くまで伸ばすことができ、乾燥にも強くなります。雨が降らなくても水やりが不要になります。
そして、畝立て後は黒のマルチフィルムを張っておくのがおすすめです。地温を高めて保湿することで、タネが発芽しやすい環境になります。

土の深い所にもくまなく肥料を混ぜられる
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FF300なら耕うん深さを最大にセットします。

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畝をつくる場所に元肥をまきます。

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耕うん機で1度ザックリと深耕して元肥をすき込みます。鍬を使う場合より、偏りなく混ぜることができます。

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培土器を利用して高めの畝をつくります。パワフルなFF300は耕す深さを深くセットしてもぐんぐん真っ直ぐ進んで畝の原型をつくってくれます。整った畝は黒マルチの効果が最大限に発揮できます。

元肥の目安
(中間的な土質、1m2あたり)

  • 完熟牛ふん堆肥⋯3kg
  • 油かす⋯300g

畝づくりのポイント

  • 肥料を深く万遍なくすき込む
  • 形の良い高畝にする