STEP.1

葉物野菜の
畑づくり

~マルチ畝で育てる~

元肥をすき込み
マルチを張る

地温と湿気が安定して野菜の生育がよくなる

まずはザックリと粗く畑を耕して土をほぐしたら、畝を作る場所に元肥をすき込みます。すき込む深さは、葉物野菜の根が広がる10cm程度を目安にします。
その後、高さ5~10cm程度の畝をつくって黒マルチを張ります。この時にしわの寄らない状態が理想的。表面の凹凸がなければ雨水がたまらないので、病原菌の蔓延を防げます。そして、たるみなくピンと張ったマルチは、保温・保湿効果を最大限発揮するので、葉物野菜の生長を促進します。
手作業では慣れるまでうまく張れないことが多いマルチ畝ですが、耕うん機とマルチ作業用のアタッチメントを使うと、形の整ったしわの寄らないマルチ畝を初心者でも作ることができます。幅40cmの小さな畝でもキレイに仕上がります。

深くまで耕して元肥をすき込む

雑草が生えていたら浅めに耕うん機をかけて除草します。次に耕うん深さを最大にセットして、畝をつくる場所に耕うん機をかけて土をよくほぐします。元肥をまいた上から耕うん機をかけて、同じように深くまで元肥をよくすき込みます。

元肥の目安
(中間的な土質、1m2あたり)

  • 完熟牛ふん堆肥…1kg
  • 発酵油かす…200g

畝づくりのポイント

  • 深くまで元肥を混ぜる
  • マルチを張って生育を促進
マルチ作業用のアタッチメントなら初心者でもカンタン・キレイに!
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FF300にマルチ作業用のアタッチメント(別売)を取り付け、黒マルチをセットします。黒マルチは、幅45cmの専用マルチを利用します。

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マルチの始まりに土をかぶせて固定したあと、耕うんすると同時に黒マルチが張られ、マルチ畝がつくられていきます。

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2つの車輪が黒マルチの両裾を押さえつけて、2つの円盤が黒マルチの両裾に土を盛って固定していく仕組みです。

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直進性の良いFF300を利用すると、真っすぐのマルチ畝が容易につくれます。黒マルチが畝に密着して鏡面のような見事な仕上がりになります。