STEP.1
キュウリの
キュウリの
畑づくり
~通路も耕し元肥を全面施肥~
通路部分まで耕す
根を広く伸ばせるよう広い範囲を耕しておく
畑に雑草が生えていたら、まず除草鎌や鍬で除草しておきましょう。
続いて、キュウリの根を広い範囲に伸ばしてあげたいので、畝部分だけではなく通路部分まで粗く深めに耕し、土をほぐします。土がかたい場合は、ショベルを深く刺して軽く傾け、土をザックリ起こしていく方法もおすすめです。耕うん機があると、耕しながら短めの草もいっぺんに除草できます。

はじめに深くまで広範囲を粗めに耕す
耕うん機をかけ、かたい土をほぐしておきましょう。耕しすぎないことがポイントです。土を細かくしすぎると、あとでかえって土が締まってしまいます。また、粘土質の重い土の場合は、もみ殻を土の表面にまいてから耕うん機をかけてすき込むとよく、土に隙間ができて水はけがよくなります。

元肥は
〝全面施肥〞にする
〝全面施肥〞にする
畝と通路部分に元肥をまいて浅くすき込む
粗く深く耕したあと、畝と通路部分に元肥をまいて、土の表層約10cmの浅い部分にすき込みます。
水はけをよくするために畝を高くしたら、雑草を抑制する黒のマルチフィルムを張るのがおすすめです。
なお、畝は定植の4週間前までに準備しておきましょう。キュウリの根はデリケートでアンモニアを嫌うため、元肥を施してから十分に時間をあけてから植えてください。

培土器でカンタン畝づくり
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畝と通路部分に元肥をまき、耕うん機の耕うん深さを調整して10cm程度で浅くすき込みます。

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畝づくりには培土器を利用すると便利です。培土器で土を寄せ、鍬で表面をならして畝の形を整えましょう。浅く広く張るキュウリの根がよく伸びる畑づくりが簡単に行えます。

元肥の目安
(中間的な土質、1m2あたり)
- 腐葉土⋯1kg
- 発酵油かす⋯160g
- 草木灰⋯40g
畝づくりのポイント
- 広範囲を粗く耕す
- 元肥は広く均一に