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家庭菜園に耕うん機? みんなの耕うん機体験家庭菜園に耕うん機? みんなの耕うん機体験

ふだん耕うん機を使わずに野菜作りを楽しんでいる方々に、
耕うん機を使わない理由や実際に初めて耕うん機を使っていただいた感想などを聞いてみました。
家庭菜園を楽しんでいる30代から60代の4人の男性たち。
家庭菜園を楽しんでいる30代から60代の4人の男性たち。
「鍬で耕せちゃうから耕うん機なんて考えたことなかった」「あったら便利だろうけど、そこまで本気じゃないかも」という彼らに、今回初めて耕うん機を使ってもらい率直な感想を聞きました。カタログや店頭に並ぶ製品を見ただけではわからない、耕うん機の本当の実力と使い勝手をリアルな声でお伝えします。
※このコンテンツの内容は、2019年9月に行った取材を基に構成されています。年齢等は取材当時のものとなります。
座談会参加メンバー
廣野匠さん
廣野匠さん(35歳・菜園歴3年)
会社員。広さは約90坪。野菜はもとより大豆や小麦など、保存・加工に向く作物にも力を入れている。
平田純一さん
平田純一さん(61歳・菜園歴10年)
会社員。これまではプランターで野菜づくりや花などの園芸を楽しんでいたが、近々10坪程度の畑を借りる予定。
白土貴朗さん
白土貴朗さん(47歳・菜園歴10年)
大工。畑付きの土地を購入し菜園用地は約300坪あるが、手作業ではやりきれず実際に稼働している畑は1/3にも満たない。
古橋和也さん
古橋和也さん(50歳・菜園歴5年)
自営業。広さは約3坪。日々の忙しさと土地が斜面のためになかなか菜園を広げられないのが悩み。
Section.1

耕うん機までなかなか手が出ない理由とは?

みなさん、家庭菜園を始めて数年になりますが、これまで耕うん機の購入って考えたことありますか?
廣野さん
100坪くらいのそこそこ広い畑を借りて野菜づくりを始めてから3年くらいだけど、耕うん機は考えたこともなかったね。ひたすら鍬で耕してる。作業っていうか修行(笑)。でも、何とかできちゃうんだよね。力はつきましたよ。
白土さん
うちは畑が広いから耕うん機のことは常々考えてるよ。やっぱり手作業じゃ限界があってさ、実際に稼働してる畑は1畝、2畝だもんね。耕すのもそうだけど、それより大変なのは夏の草刈り。刈っても、刈っても生えてくるでしょ。もう管理しきれないから、耕すのも草刈りもあきらめて自然栽培ってことにしてる(笑)。 ※1畝(せ)=約99m2(約30坪)
廣野さん
耕うん機ってさ、ある意味で投資なわけじゃない。そこまでして本気で菜園やるかなっていうのもあるよね。
白土さん
畑の広さを考えたらうちは絶対必要なんだけど、じゃあ実際、耕うん機があったらどれだけやるんだっていうね。
古橋さん
うちの菜園は3坪しかないから、手作業でもすぐに耕せちゃう。耕うん機の必要性は感じないよね。
平田さん
私はこれから畑を借りて本格的に菜園をやる立場ですけど、最初は汗をかいて手作業でやるつもりですよ。耕す大変さとか、土の硬さとか、もっときちんと体で覚えておいたほうがいいと思うんです。そういう経験をするからこそ、耕うん機の必要性とか便利さもわかるんじゃないかな。
土起こしや除草など野菜づくりには大変な作業がたくさんあることを実感しつつも、なんとか手作業でがんばっているみなさん。では、実際に耕うん機を使ってもらったら、菜園に向き合う気持ちに変化は現れるのでしょうか?
Section.2

はじめて使う耕うん機に大盛り上がり。
みんなのイチオシは?

これまで耕うん機を使ったことがないみなさんに、今回は家庭菜園ユーザーにはじめての耕うん機として人気のHondaの「こまめ」と「サ・ラ・ダFF300」と大きなサイズで本格的な「サ・ラ・ダFF500」の3機種を使ってもらいました。率直な感想をお聞かせください。
今回、体験したのはコンパクトで取り回しやすい「こまめ F220」(右)とタイヤ付きで安定して耕せる「サ・ラ・ダFF300」(中)、パワフルで力強い「サ・ラ・ダFF500」。
廣野さん
使い勝手がいいのは「こまめ」だな。軽いし、小回り効くし、手押しの一輪車を転がすような感覚で軽快に扱えるよね。そのくせ意外とパワフルで、しっかり耕してくれる。
「やっぱり機械って楽しい。楽に旋回できるし、取り回しは抜群だよね」と、廣野さんは「こまめ」がお気に入り。
「こまめ」初体験!
の様子を動画で見る
「こまめ」初体験!の様子を動画で見る
平田さん
庭の一角で野菜を育てるとか、10坪に満たないような貸し農園なら、小回りの利く「こまめ」は使いやすいと思いますよ。車にも積みやすそうだし。なんていうか、人間的な部分もありますよね。土の感触がハンドルから伝わってきて、機械と語り合いながら耕すっていうかね。操作のコツをつかむと面白いですよ。
「こまめは楽なだけじゃなく、手作業の延長のような耕す楽しさがある」と笑みを浮かべる平田さん。
白土さん
うちの畑にぴったりなのは「サ・ラ・ダFF300」かな。安定感があるし、パワーと取り回しのバランスがいいんだよね。畑自体は広いんだけど、一気に全部を耕すことはないからこのサイズでも十分だと思うな。
廣野さん
自分一人なら「こまめ」が良いけど、妻と一緒に使うんだったらうちも「サ・ラ・ダFF300」だね。「こまめ」は土が硬いと跳ねるときがあるし、コントロールに慣れが必要でしょ。その点「サ・ラ・ダFF300」は、ハンドルのレバーを握っていれば、あとはほとんど何もしなくても一定のスピードで進んで耕してくれるじゃない。安心して使えるよね。
「うちの犬の散歩より楽だよ、これ!(笑)」と「サ・ラ・ダFF300」のハンドルを握る手にも余裕があふれる白土さん。
白土さん
土質にもよると思うんだよね。菜園ってもともと畑じゃない場所を開墾して始める場合も多いじゃない。そうすると土がカチカチだったりするんだよ。そんな時は「サ・ラ・ダFF500」の方が、パワーがあって良いかも。うちの畑も土が重くてね。雨のあとはすぐに硬くしまっちゃう。鍬じゃ絶対に耕す気しないもん(笑)。
古橋さん
オレも「サ・ラ・ダFF500」がイチオシだね。
廣野さん
あれはちょっと別格じゃない。排気量が「こまめ」や「サ・ラ・ダFF300」の3倍近くあるんだもん。パワーが違ったよ。っていうかさ、古橋さんちの菜園3坪しかないのに、「サ・ラ・ダFF500」はオーバースペックでしょ。
「別格!」とみんなが声をそろえるパワフルな「サ・ラ・ダ FF500」。「これがあったら菜園にも力が入る」と、気持ちを動かすほどの感動があったようです。
古橋さん
菜園の広さは別にして、使い比べてどれがいいかって言ったら、やっぱり「サ・ラ・ダFF500」だよ。最初見たときは、ほかの2台に比べて車体が一回り大きいから取り回しが悪いんじゃないかと思ったけど、エンジンかけて動かしちゃえば重さは全然感じないしね。むしろ、力があるから硬い土でもガシガシ耕せて、これならどんな畑にも対応できるでしょ。
白土さん
「サ・ラ・ダFF500」のパワーがあると、一言で言って楽だよね。耕した後を歩くとフカフカでさ、土が別物のようになってた。
古橋さん
横から見てると耕うんされていく土がものすごく細かくなっていくもんね。「サ・ラ・ダFF300」もそうだけど4つのローターが正転、逆転で同時に回転しているのがいいんだろうね。硬い土でも爪ががっちり食い込むもん。こういう土を作りたいよね。
「サ・ラ・ダFF300/FF500」初体験!
の様子を動画で見る
「サ・ラ・ダFF300/FF500」初体験!の様子を動画で見る
平田さん
今回使ってみて実感したけど、一口に耕うん機といっても操作性とか土を耕す力強さとか、全然違うんですね。「こまめ」と「サ・ラ・ダFF300」なんて同じエンジンなのにこうも違うんだもんね。
古橋さん
そうそう、やっぱりエンジンが大きくなると、ホント別物。この違いはカタログとか、ホームセンターに並んでいるのを見ても分からないよ。使ってみて初めて実感できた。
固まりが砕かれてきめ細かくなっていく土を見て、「鍬じゃこの土はできない。狭い菜園でも耕うん機があったら絶対便利」と古橋さん。
耕うん機の印象がだいぶ変わったみたいですね。機種による個性の違いもはっきりと見えてきました。機動性抜群の「こまめ」。安定感がある「サ・ラ・ダFF300」。力強く土を起こす「サ・ラ・ダFF500」。みなさん、自分の菜園にぴったりの耕うん機を見つけたようです。
Section.3

畝立てや除草も!畑をもっと広げたくなっちゃう。

「こまめ」にアタッチメントをつけて畝立てや除草も体験してもらいました。効率のいい作業に感嘆の声が上がる一方で、機械の仕組みについても興味を持っていましたね。
平田さん
培土器をつけると、とてもきれいな畝ができるんですね。正直、びっくりしました。
古橋さん
ゆっくり前進していけばいいんだもんね。「サ・ラ・ダFF300」の安定感や「サ・ラ・ダFF500」のパワーがあるともっと楽かもよ。
まっすぐな畝がどんどんできていく。「サ・ラ・ダFF300」や「サ・ラ・ダFF500」でも、同様の作業が可能。
培土器を調整することで、畝の大きさや幅も変えられる。
廣野さん
古橋さん、かなり高く土を盛り上げてたからね(笑)。「こまめ」がんばってたよ。畝もまっすぐ立ってました。あんな畝ができたらダイコンも、ネギも、エダマメもよく育つわ。
「アタッチメントがいろいろあるから使い勝手の幅が広がるよね」という廣野さん。みんなも「ほかに何ができるの?」と興味津々
白土さん
オレは除草用ローター(ブルースパイラル650)がよかったね。土の表面から削り取って根っこを切っちゃうから、これやったらしばらくは草も生えてこないでしょ。うちなら絶対買いだわ。
土の表面を浅く削って、雑草を根っこから刈り取る。夏の大変な草取りもあっという間に。
感動の除草の様子を動画で見る
感動の除草の様子を動画で見る
古橋さん
オレはうまく扱えなかったな。ローターが倒れた草に乗って滑っちゃうんだよね。
廣野さん
古橋さんがやってたところさ、あそこはちょっと草が育ち過ぎでしょ。ヒザくらいまで草丈あったよね。機械にもできる限度があるから(笑)。草がもっと短いうちに刈るべきだと思うよ。
白土さん
操作に少しコツはいるかもね。深く刈ろうと思って力を入れすぎても、土に食い込みすぎちゃう。
「こんなに簡単に草が刈れたら、うちの菜園も変わるわ!」と白土さん。耕うん機の多彩な機能に購入意欲も上昇中。
廣野さん
ハンドルを軽く左右に振りながら草を削るっていうのかな。「こまめ」って取り回しがいいから、こういうちょっとした作業は特に良さが生きるよね。
平田さん
「こまめ」って自由度が高いんですよ。耕うん用のローターも、外爪を外すと幅が狭くなるから畝間の土寄せとかやりやすそうだし、使いこなせれば奥が深いと思いますよ。
Section.4

耕うん機があったら菜園ライフはどう変わる?

耕うん機があるとみなさんの菜園に向きあう気持ちも変わりそうですね。これから思い描く菜園ライフを教えてください。
平田さん
私は菜園での本格的な野菜づくりはこれからなんですけど、ここまでの機能と土の仕上がりを知っちゃうと、まずは鍬でやってみてとは思っていますが、すぐに耕うん機に飛びついちゃうかもしれませんね。歳も歳なんで、ちょっと耕すだけでも息があがるし、楽しく菜園をやることを考えると、耕うん機はあったほうがいいのかなって思います。
古橋さん
3坪の菜園だと労力的には手作業でこなせるんだけど、耕うん機で仕上げた土にはどうやっても勝てないよね。そういう意味では畑が狭いから耕うん機は必要ないとは言えないのかもしれないね。今は仕事や子育てが忙しくて難しいんだけど、将来的には野菜が自給できるくらい菜園を広げたいとも思っているから、そのときは本気で耕うん機を考えると思うね。
白土さん
うちの菜園には今すぐ必要なのがわかった!それで妻にも手伝ってもらいたい。今まで基本、オレ一人でやってるからさ。2人でやったほうが絶対楽しいでしょ。
いままで触れたことがないような柔らかい土。土を細かくかき混ぜることで、空気がいっぱい入ってフカフカになる。
廣野さん
いや、ほんと。実は作業の軽減を考えて菜園を小さくしようと思ってた矢先なんだけど、この土の柔らかさとできることの多彩さを知っちゃったら、むしろ畑を広げたくなった。耕うん機があったら菜園に向き合う気持ちも本気になるよ。そういうスイッチを入れられちゃうね。
野菜づくりの楽しさも、大変さも知っているみなさん。
耕うん機があればきっと便利で楽だろうというのは感じていたものの、実際に使ってみるとその力強さや土の仕上がりは想像以上だったようです。
大変な耕うんや除草の作業時間もグッと短縮でき、楽しい野菜づくりの時間も増えそうです。
それを実感したからでしょう。みなさんの言葉から菜園がぐんぐん広がっていきそうな勢いを感じました。
野菜づくりはもっと楽しく、もっと本気に。耕うん機は家庭菜園の心強い味方になってくれそうです。

今回体験した耕うん機
はこちら!

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